シネマトゥデイ

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第60回ベルリン国際映画祭 60th Berlin International Film Festival

February 11- 21 2010

2月11日(現地時間)から、第60回ベルリン国際映画祭が開幕! グランプリの金熊賞を狙う作品には、ドイツ、フランスのほか北欧映画も多数選出。その中で、日本映画として2年ぶりに選出されたのは若松孝二監督の『キャタピラー』。金熊賞の行方は2月21日(現地時間)に発表される。

ベルリン映画祭 速報

コンペティション部門 Competition

『ハニー』(英題) …… 金熊賞

『ハニー』(英題)

製作国
トルコ、ドイツ
監督
セミー・カプラノール
キャスト
ボラ・アルタス、エルダル・ベシキチオール
ストーリー
消えてしまった父親を探す少年ユセフ。生きる意味を見つけ出したいと感じた彼は、黒海の東のはるか先にある辺ぴな土地へと身を隠すことにした。そこは現代の暮らしとは無縁の未開の地であった。
注目ポイント
『ミルク』(英題)がヴェネチア国際映画祭のコンペティションで上映されたトルコ人監督のセミー・カプラノール。先の2作に続く「ユセフ三部作」のトリを飾る本作が描くのは、ユセフの少年時代。これまで発表した長編映画のすべてが世界中の映画祭で上映され、高い評価を得ているカプラノール監督の健闘に期待。

『ザ・ロバー』(英題)

『ザ・ロバー』(英題)

製作国
オーストリア、ドイツ
監督
ベンジャミン・ハイゼンベルク
キャスト
アンドレアス・ラスト、フランツィスカ・ワイズ
ストーリー
マラソンランナーのヨハネスの日課は、地道な訓練を毎日積み重ねていくこと。日々厳しい練習に励んでいるアスリートの彼のひそかな楽しみは何と銀行強盗で、趣味と実益を兼ねた大冒険のスリルは格別なものがあった。
注目ポイント
これまでもドイツ国内で脚本家や監督として活躍してきた、ドイツ出身のベンジャミン・ハイゼンベルク監督が手掛けた最新作。2005年の新人映像作家の登竜門となっているFirst Steps Awardでは『Schlafer』で、有能な若者に贈られるファーストステップ賞を受賞した実力派監督だけに、その動向が気になるところ。今回がワールドプレミアとなる本作は、実話を基にした小説がベースになっていることから知名度も高く、監督の手腕に注目が集まる。

『オン・ザ・パス』(英題)

『オン・ザ・パス』(英題)

製作国
ボスニア・ヘルツェゴビナ、オーストリア、ドイツ、クロアチア
監督
ヤスミラ・ジュバニッチ
キャスト
レオン・ルチェフミリャナ・カラノヴィッチ
ストーリー
フライトアテンダントとして働くルナはパートナーにも恵まれ、幸せな日々を送っていた。彼女も恋人 もボスニア紛争孤児だったが、二人は過去の傷を癒やしつつ前向きに生きようと努め、そろそろ子どもを持つことを考え始めていたが……。
注目ポイント
『サラエボの花』で2006年の本映画祭でグランプリの金熊賞、エキュメニカル賞、平和映画賞を受賞したサラエボ出身の女性監督、ヤスミラ・ジュバニッチによる人間ドラマ。出演者も『サラエボの花』のレオン・ルチェフや、『アンダーグラウンド』などエミール・クストリッツァ監督作の常連女優、ミリャナ・カラノヴィッチらが集結。本作で2度目の金熊賞受賞となるかに世界中が熱い視線を注いでいる。

『ザ・ハンター』(英題)

『ザ・ハンター』(英題)

製作国
ドイツ、イラン
監督
ラフィ・ピッツ
キャスト
ラフィ・ピッツ、ミッタラ・ハジャー
ストーリー
森で二人の警官に逮捕された青年は見せしめのために別の警官二人を殺害し、森に逃げ込んだ。彼の後を追いかけて森に入ったほかの警官たちは必死で追跡を続けるが、やがて深い森の中で方向感覚を失ってしまう……。
注目ポイント
イランで生まれ、子役として映画の世界に入ったラフィ・ピッツ監督によるサスペンス。彼はイラン・イラク戦争の際にイギリスに渡り、やがてパリに移ってレオス・カラックスジャン=リュック・ゴダールという巨匠たちに師事するというユニークな経歴を持つ。2006年の本映画祭では『It's Winter』でグ金熊賞を惜しくも逃しているだけに、2度目のノミネートに大きな期待がかかる。

『ザ・ゴースト・ライター』(原題)

『ザ・ゴースト・ライター』(原題)

製作国
フランス、ドイツ、イギリス
監督
ロマン・ポランスキー
キャスト
ユアン・マクレガーピアース・ブロスナン
ストーリー
前首相の自伝を完成させるために、あるゴースト・ライターが雇われる。ほどなくして、彼は前任のライターが謎の事故死を遂げた事実を知るが、さらに真相を探ろうとしたそのとき、彼もまた危険にさらされてしまう。
注目ポイント
昨年、過去のスキャンダルでメディアをお騒がせしたロマン・ポランスキー監督の最新作は、「トニー・ブレア元首相をモデルにしている」とのウワサが流れたイギリスの話題小説を映画化したスリラー。ニコラス・ケイジティルダ・スウィントンの降板劇の後、ユアン・マクレガーの配役に成功。同映画祭では『反撥』で銀熊賞、『袋小路』で金熊賞を受賞した実績のあるポランスキー監督だけに、受賞も十分狙えるはず。

『キャタピラー』 …… 最優秀女優賞(寺島しのぶ)

『キャタピラー』

製作国
日本
監督
若松孝二
キャスト
大西信満寺島しのぶ
ストーリー
顔は焼けただれ、手足を失うほどの重傷を負って戦場から帰還した久蔵。周りから奇異な目で見られる久蔵に妻のシゲ子は懸命に尽くしていたが、次第にむなしさを感じ始め、久蔵もまた戦場でのトラウマに襲われるようになる。
注目ポイント
コンペ部門に日本から唯一選出された若松孝二監督の最新作。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』が一昨年の本映画祭で最優秀アジア映画賞と国際芸術映画評論連盟賞をダブル受賞するなど、その力強い作風で才能を再評価された若松監督。本作では戦争の愚かさを描き反戦のメッセージを訴えかけるが、江戸川乱歩の「芋虫」をモチーフとしているだけに、ベルリンに衝撃を与えることになりそうだ。

『ア・ファミリー』(英題)

ストーリー
デンマークで暮らすカップルの夢は、あこがれの街・ニューヨークでチャンスをつかむこと。若い二人は思い切ってニューヨーク行きを決意するが、彼女の最愛の父親が重い病気を患っていることが判明し、渡米することをあきらめるのだが……。
注目ポイント
2006年の本映画祭では『En Soap』で銀熊賞審査員グランプリに輝いた、ペルニレ・フィッシャー・クリステンセン監督による家族のドラマ。『ヴィクトリア女王 世紀の愛』などの海外作品でも活躍するデンマークの名優、イェスパー・クリステンセンらの熱演も光る。丁寧に人間関係を描くことには定評のある女性監督ならではの視点が生きる本作で、デンマーク映画初の金熊賞受賞を狙う。

『If I Want To Whistle, I Whistle』(英題)……審査員賞、アルフレート・バウアー賞

『イフ・アイ・ウォント・トゥ・ホイッスル、アイ・ホイッスル』(英題)

製作国
ルーマニア、スウェーデン
監督
フローリン・サーバン
キャスト
George Pistereanu、Ada Condeescu
ストーリー
少年刑務所で服役中の少年が、心理学を学ぶ女子学生に恋をする。ところが釈放を5日後に控えながら、彼は彼女を誘拐して逃亡してしまい……。
注目ポイント
『4ヶ月、3週と2日』カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞して以来、世界中から熱い視線が集まるルーマニア映画。フローリン・サーバン監督はルーマニア演劇映画アカデミーとコロンビア大学で映画を学び、本作で長編映画デビューする新鋭。主演のGeorge Pistereanuをはじめとする多くのキャストを未成年のための再教育センターでスカウトしたという野心作で、再び世界にルーマニア旋風を巻き起こせるか!?

『ア・サムワット・ジェントル・マン』(英題)

『ア・サムワット・ジェントル・マン』(英題)

製作国
ノルウェー
監督
ハンス・ペーター・モランド
キャスト
ステラン・スカルスガルド
ストーリー
妻を殺害した罪で刑務所に入っていた男が、12年の刑期を勤め上げて出所した。彼は今では疎遠になってしまった家族と和解するか、それとも復讐(ふくしゅう)するか悩むのだった。
注目ポイント
『微熱 愛と革命の日々』のノルウェーのハンス・ペーター・モランド監督が、『天使と悪魔』『マンマ・ミーア!』などに出演したスウェーデン人俳優ステラン・スカルスガルドとタッグを組んだコメディー作品。本映画祭には2004年に『ザ・ビューティフル・カントリー』(原題)でノミネートされたモランド監督。ノルウェー映画は本映画祭のコンペ部門では無冠のため、そろそろグランプリが欲しいところ。これがワールドプレミアながらも、スウェーデンの国際派俳優の起用に期待度も高い。

『グリーンバーグ』(原題)

ストーリー
ニューヨークで退屈な日々を送る40代の男が、ロスにいる兄弟の留守宅を預かることに。そこで出会った兄弟のアシスタントの女性と関係をもったことから、彼は人生について考え始める。
注目ポイント
『イカとクジラ』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたノア・バームバック監督が、ベン・スティラーを主演に迎えたヒューマンドラマ。数々のコメディー作品で観客を笑いの渦に巻き込むベンにとって、久々となるドラマ性の強い作品。バームバック監督の賞の行方も気になるところだが、ベンの演技が映画祭においてどう評価されるかにも注目したい。
(C) 2010 Focus Features

『ハウル』(原題)

『ハウル』(原題)

製作国
アメリカ
監督
ロバート・エプスタイン・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン
キャスト
ジェームズ・フランコジョン・ハム
ストーリー
1957年、サンフランシスコ。前年出版されたアレン・ギンズバーグの詩集「Howl(吠える)」がその内容の過激さで発禁処分となり、ギンズバーグら関係者は裁判にかけられるのだった。
注目ポイント
ビート・ジェネレーションの立役者、詩人のアレン・ギンズバーグ『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコが演じ、ギンズバーグが語る言葉やアニメーションを駆使しながら彼の若き日々をつづる問題作。『ハーヴェイ・ミルク』でアカデミー賞ドキュメンタリー長編賞を受賞したロバート・エプスタイン、そしてジェフリー・フリードマンが、異色の法廷ドラマでベルリンに殴り込みをかける。

『Jud Sus- Film ohne Gewissen』(原題)

『Jud Sus- Film ohne Gewissen』(原題)

製作国
オーストリア、ドイツ
監督
オスカー・レーラー
キャスト
モーリッツ・ブライブトロイマルティナ・ゲデック
ストーリー
ナチスドイツの宣伝担当大臣の強い勧めでプロパガンダ映画を撮ることになった映画監督。彼は俳優のフェルディナントに出演を依頼するが、本人はなかなか首を縦に振らなかった。
注目ポイント
『素粒子』のオスカー・レーラー監督と、同作で2006年、本映画祭銀熊賞(男優賞)を受賞したモーリッツ・ブライブトロイが再び手を組んだ話題作。ブライブトロイとは2009年アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた『バーダー・マインホフ 理想の果てに』以来の共演となるマルティナ・ゲデックも出演。監督はこれまで2度金熊賞を逃しているだけに、3度目の正直なるか!?
(C) 2009 Concorde Filmverleih GmbH / Tom Trambow

『ハウ・アイ・エンディッド・ディス・サマー』(英題) …… 最優秀男優賞、芸術貢献賞

『ハウ・アイ・エンディッド・ディス・サマー』(英題)

製作国
ロシア
監督
アレクセイ・ポポグレブスキー
キャスト
Grigory Dobrygin、Sergei Puskepalis
ストーリー
大学を卒業したばかりの有能な気象学者セルゲイとパベルは、もう何か月も北極海の研究所でひたすら研究に没頭していた。ある日、パベルはラジオからある重要なメッセージを受信するが、そのことをセルゲイに言い出せずにいた。
注目ポイント
ロシアの若手注目株である、アレクセイ・ポポグレブスキー監督がメガホンを取った意欲作。まるで陸の孤島のような北極海を舞台に、二人の青年がウソと疑惑によって次第に追い詰められていく様子をスリリングに見せる。1987年にグレブ・パンフィロフ監督による『The Theme』が金熊賞を受賞して以来、ロシア映画は本映画祭での栄誉を手にしていないだけに、23年ぶりの快挙となるか。
(C) 2009 Concorde Filmverleih GmbH / Tom Trambow

『マンモス』(原題)

『マンモス』(原題)

製作国
フランス
監督
ブノワ・ドゥレピーヌ、ギュスターヴ・ド・ケルヴェルン
キャスト
ジェラール・ドパルデューイザベル・アジャーニ
ストーリー
退職を控えた労働者の男が、税金の申請がなされていないと知り困惑。それまで働いてきた会社の雇用主たちに会いに行くことを決意する。「マンモス」と名付けた1970年代のバイクで旅に出た彼は、疎遠だった家族や友人とも再会することになる。
注目ポイント
フランスではアナーキーなコンビと言われるブノワ・ドゥレピーヌとギュスターヴ・ド・ケルヴェルンは、2009年のサンダンス映画祭ワールドシネマ部門に出品した『Louise-Michel』で審査員特別賞を受賞した注目の監督。ジェラール・ドパルデュー、イザベル・アジャーニ、ヨランド・モローといった有名俳優を迎えた社会派コメディーで、三大映画祭初コンペに挑む。

『パズル』(英題)

『パズル』(英題)

製作国
アルゼンチン、フランス
監督
ナタリア・スミルノフ
キャスト
マリア・オネット、アルトゥーロ・ゴッツ
ストーリー
マリアは郊外に住む平凡な中年主婦。誕生日にパズルをプレゼントされたことから、自分にパズルの才能があることを発見する。そして、地元の店で見つけた「世界パズル大会のパートナー募集」の広告がきっかけで、魅力的な億万長者と出会い……。
注目ポイント
『オリンダのリストランテ』などでアシスタント・ディレクターとしてキャリアを積んだアルゼンチン人女性監督、ナタリア・スミルノフの長編デビュー作。音楽を手掛けるのは、2008年あたりから日本でも注目を集めるアルゼンチン音響派の中心人物、アレハンドロ・フラノフ。2年連続でラテンアメリカの作品が金熊賞を受賞しているだけに、本作もダークホース的存在とみなしていいかもしれない。

『ア・ウーマン、ア・ガン・アンド・ア・ヌードル・ショップ』(英題)

『ア・ウーマン、ア・ガン・アンド・ア・ヌードル・ショップ』(英題)

製作国
中国
監督
チャン・イーモウ
キャスト
スン・ホンレイ
ストーリー
ある店に罪人を連れた役人が食事をするために立ち寄った。その店の主人は亭主関白で、妻はそんな夫に耐えかね、夫殺害をもくろみピストルを手に入れていたのだが……。
注目ポイント
本作は、コーエン兄弟のデビュー作『ブラッド・シンプル』を、中国の巨匠チャン・イーモウ監督が中国風にアレンジした時代劇コメディー。『花の生涯~梅蘭芳(メイ ラン ファン)~』などの名優、スン・ホンレイが見せるとぼけた芝居も見もの。1988年に監督デビュー作『紅いコーリャン』で本映画祭金熊賞を受賞しており、本映画祭常連監督の新作に全世界が注目している。

『Shahada』(原題)

『Shahada』(原題)

製作国
ドイツ
監督
ブルハン・クルバーニ
キャスト
マリアム・ザリ
ストーリー
それぞれに異なる背景を持つイスマイル、サミール、マリアムというドイツ・ベルリンで暮らす3人のイスラム教徒たち。彼らはそれぞれ悩みを抱えていて、断食月であるラマダンを機に、自らの信仰について思い悩むようになる……。
注目ポイント
アフガニスタンにルーツを持つ、新人のブルハン・クルバーニ監督による長編デビュー作。礼拝などと共にイスラム教の五行の一つである「シャハーダ」と呼ばれる信仰告白を基に、ドイツ在住のイスラム教徒たちの苦悩を描く。2008年に『イリュージョン』(原題)でハンブルグ国際短編映画祭審査員賞を手にした有能な若手監督が、社会派作品が好まれる本映画祭で、国際的巨匠らを相手にどのような善戦を見せるのか。

『サブマリーノ』(原題)

『サブマリーノ』(原題)

製作国
デンマーク
監督
トマス・ヴィンターベア
キャスト
ヤコブ・セーデルグレン、パトリシア・シューマン
ストーリー
酒にだらしない母親のせいでトラブルにまみれ、幼いときに離ればなれになったニックと弟。成長したニックはアルコールと暴力の問題を抱え、弟は息子のために良き父親になろうと努力していた。ある日、苦しみもがきながら生きる二人に再会のチャンスが訪れる。
注目ポイント
1990年代にデンマーク映画界が世界に発信した「ドグマ95」の第一弾作品、『セレブレーション』で称賛を浴びたトマス・ヴィンターベア監督。ハリウッドに進出するも残念ながらパッとしなかったヴィンターベア監督が、本作では舞台を故郷デンマークに設定し、「久々の家族ドラマで原点回帰」と注目が集まっている。地味な作品ではあるが、もともと才能を評価されているだけに受賞の可能性も高い。

『ザ・キラー・インサイド・ミー』(原題)

『ザ・キラー・インサイド・ミー』(原題)

製作国
アメリカ、イギリス
監督
マイケル・ウィンターボトム
キャスト
ケイシー・アフレックジェシカ・アルバ
ストーリー
テキサス州の小さな町でおびただしい数の殺人事件が起こる。実は、町を守る保安官のルーには、サディスティックな殺人者というもう一つの顔があった。
注目ポイント
『イン・ディス・ワールド』で金熊賞、『グアンタナモ、僕達が見た真実』で銀熊賞(監督賞)を受賞するなど、ベルリンならびに各国際映画祭の常連でもあるマイケル・ウィンターボトム監督。本作はジム・トンプスンの代表作「内なる殺人者」を映画化したバイオレンス・スリラー。ウィンターボトム監督にとってはもちろん、ケイシー・アフレックやジェシカ・アルバら出演者にとってもチャレンジとなりそうな衝撃作で、ベルリンで必ず話題を呼ぶはず。

『アパート・トゥギャザー』(英題) …… 最優秀脚本賞

『アパート・トゥギャザー』(英題)

製作国
中国
監督
ワン・チュアンアン
キャスト
リサ・ルーリン・フェン
ストーリー
1949年の中華人民共和国の成立により、若い兵士は命からがら中国本土から台湾へと亡命した。2つに分かれた祖国の間で起きた悲劇により、彼はすべてを失ってしまうが、それから数十年を経てようやく当時の失ったものの数々を取り戻すことになる……。
注目ポイント
中国映画としては、1993年のシェ・フェイ監督『香魂女-湖に生きる』以来、久しぶりに『トゥヤーの結婚』で2007年の本映画祭、金熊賞の栄誉に輝いたワン・チュアンアン監督による意欲作。中国と台湾という、今も緊張状態が続く国家に翻弄(ほんろう)された人々の激動の日々を優しくつづる。監督にとってはなじみの深い本映画祭でのワールドプレミアで、2度目の金熊賞を狙いたいところだ。

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