大ヒット映画『レ・ミゼラブル』で日本の女性をはじめ、世界中のファンを魅了したヒュー･ジャックマン。ファンや撮影スタッフへの対応も紳士的でサービス精神にあふれ、その人柄の良さでも知られている。日本では「ヒュー様」の愛称で親しまれ、これまで10回以上も来日。新幹線に興奮し、息子との富士山の登山やすし屋で食事を楽しんだことをツイッターで報告するほど、筋金入りの親日家だ。

レ・ミゼラブル

ヒュー様が最も映画化を熱望したという本作は、ハリウッドと日本のコラボによる今までにないハイブリッドで細やかなビジュアルワールドだ。広大な日本家屋のセットをはじめ、スタッフが日本へのリスペクトを込めたという「和の美学」が息付く空間で、東洋武術のエッセンスを取り入れたアクションがさく裂！　ヒュー様が体現する「侍魂＝サムライスピリット」を宿した新たなヒーロー像にも注目してほしい。

本作はキャストの多くが日本人俳優であり、新宿、秋葉原、さらには広島・鞆の浦など、日本各地で異例の大掛かりなロケを行っている。ヒュー様は、現地での様子を自身のツイッターに写真付きで続々アップ。鞆の浦の海で釣りに興じるオフらしきショットや、ファンに囲まれてサインをしているときのうれしそうな笑顔などなど、どの写真も日本滞在を心から楽しんでいるのが伝わってくる。そして撮影の結果がどんな映像になっているのか？　期待せずにはいられない！

今回、ヒュー様演じるウルヴァリンは、なんと一人の日本人女性と運命の恋に落ちる。それが、トップモデルとして世界で活躍中のTAOが演じるマリコだ。美しくも心に闇を秘めたマリコと共鳴し合うウルヴァリンだが、過酷な運命が二人を襲う。さらには、不死身だったはずのウルヴァリンが治癒能力を奪われ、初めて死の恐怖と直面することに！　ウルヴァリンは日本で散ってしまうのか？