ヒュー・ジャックマンの妻、離婚を申請 不倫疑惑のヒューを「裏切り」と批判

女優のデボラ=リー・ファーネス(69)が、俳優のヒュー・ジャックマン(56)との離婚を申請した。ハリウッドきってのおしどり夫婦として知られた二人だが、結婚27年となる2023年9月に破局を発表。デボラが今回の離婚申請に際して Daily Mail Online に出した声明文には、不倫疑惑のヒューに対する批判が含まれている。
デボラの声明は「わたしの心は、裏切りというトラウマ的な旅路を歩んできたすべての人とともにあります」という文章から始まり、自身も不倫の被害者であるとにおわせるもの。「それは奥まで突き刺さった深い傷ですが、わたしは神や宇宙は常にわたしたちのために動いてくれていると信じています」と信仰によって困難な時を乗り越えようとしたとし、「この経験を通して多くの知識と知恵を得ることができました」「つらいですが、長い目で見れば、自分自身に立ち返り、自分の誠実さと価値観の中で生きることが、解放と自由につながるのです」と続けている。
破局発表から離婚申請まで約2年という時間がかかったのは、ヒューとデボラは婚前契約を結んでおらず、財産分与でもめたため。デボラはヒューに不倫疑惑があったことから、自分にはより多くの金額を受け取る権利があると信じており、最終的にはデボラが満足する形で決着したという。
関係者は「ヒューは当時、肉体的にはサットン(・フォスター)と不倫していませんでしたが、デボラ=リーは、彼らは精神的に不倫しており、ヒューに裏切られたと感じています」とコメントしている。
ヒューとデボラの結婚はコロナ禍に破綻し始め、それはヒューが2022年開幕のミュージカル「ザ・ミュージックマン」で女優のサットン・フォスター(50)と共演し、親しくなったのとほぼ同時期だった。当時はサットンも脚本家のテッド・グリフィン(54)と婚姻関係にあった。サットンが離婚を申請したのは2024年10月のことで、まだ成立していない。ヒューは今年1月にサットンと堂々手つなぎデートをし、交際を認めていた。(朝倉健人)


