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レイド

 昨年、世界中の映画祭で観客を大興奮の渦に巻き込んだインドネシア発のノンストップアクション『ザ・レイド』。待望の続編『ザ・レイド2:ベランダル(原題)/ The Raid 2: Berandal』の撮影が行われているインドネシアのジャカルタに、シリーズ初の日本人キャストとなる松田龍平北村一輝遠藤憲一が乗り込んだ! 熱き演技合戦を繰り広げた三人と、メガホンを握るギャレス・エヴァンス監督へ、撮影直後にインタビューを敢行した。

奇跡のキャスティングにギャレス監督が大興奮!

全員
左より、北村一輝、松田龍平、遠藤憲一、マヤ・バラクプロデューサー、ギャレス・エヴァンス監督

Q:撮影を終えての感想を聞かせてください

エヴァンス監督:最高にうまくいったと思っている。僕自身、皆さんの大ファンだったから、すごく興奮したよ。楽しかった! 

北村:とても刺激的な現場でした。キャスト全員が楽しみにしていたと思いますが、僕は映画『キラーズ(原題)/ Killers』でエヴァンス監督にお会いしているんです。そのときに、ぜひ出演したいと頼んで実現した話ですから、緊張しなければいけないはずなのに、ウキウキしてしまいました。

松田:撮影の前に監督を交えて、台本の読み合わせをしたんです。外国映画の日本語のシーンって、正直とても不安があったんですが、監督がきちんと理解してくれる人だということがよくわかったので安心して撮影に臨めました。現場はスタッフの皆さんがとてもリラックスしていたのが印象的でしたね。

遠藤:俺も日本語は、ちょっと心配だったけど、龍平くんの言う通り日本語の内面から出てきているリズムやエネルギーを感じ取ってくれるから、的確なんだよね。この作品は、1作目を観てから、撮影がとても楽しみでした。自分の好きな俳優さんとこうして海外の作品で一緒に芝居ができたこともうれしかったですね。

キャストから最高の演技を引き出す、エヴァンス監督の魅力!

現場写真
綿密な話し合いと共に行われた撮影の様子

北村:ギャレス監督は、テストからカメラを回してくれているんです。だから出来上がったものを撮るというより、出来上がっていく過程から撮っている。演じる方としては、楽しみながら作っていけますね。

遠藤:それはあるね。役者って、本番よりテストの方が良くできたなってときが結構ある。全部撮ってくれていたから、監督が一番良いものを拾ってくれるんだろうなっていう安心感もある。

Q:テストから回すのには理由があるのでしょうか?

ギャレス監督:台本を書いているときに、自分の頭の中でキャラクターがセリフを言っている姿はすでに出来上がっているんだ。でも、実際に撮影現場で役者がセリフを言えば、それは変わってくる。役者とも話し合いながら、どんどん変えていきたいと思っているから、できる限りカメラは回すようにしているんだ。台本そのままを映画にするよりは、撮影で変化が加わるほうがいいと思っているからね。何本ものキャリアを持つ皆さんの経験を、この映画で生かさない方がおかしいと思っているんだ。

爆音のロックもかかる、インドネシアの自由な撮影スタイル!

スタッフ
撮影が始まると同時に、張りつめた緊張感が走る

Q:現地インドネシアの皆さんとのお仕事はいかがでしたか?

北村:自由! 日本だと、ちょっと音がしても、現場から怒鳴り声が飛んでしまう。でも、ここだとそれぞれが仕事を楽しみながら進めていくという理解が根底にあるから、みんな笑いながらシーッっと合図を送る。監督も、とても俳優の扱いが上手な方ですから、お芝居もやりやすかったです。

遠藤:大ざっぱで天真らんまんなのに、本番になると一気に表情が変わる。その集中力がすごいなあって思いましたね。メイクさんも、カメラ回るまでは結構キャッキャしたりしているんだけど、仕事をするときはとても几帳面で細やか。メリハリを感じましたね。

松田:朝、現場に行ったら爆音でロックがかかっていて、すごいなぁと(笑)。北村さんが言った通り、変な緊張感がないからこそ、リラックスして演じられる現場でしたね。

『ザ・レイド2』
『ザ・レイド2 ベランダル(仮題)』

映画『ザ・レイド2 ベランダル(仮題)』

監督・脚本:ギャレス・エヴァンス『ザ・レイド』

出演:イコ・ウワイス『ザ・レイド』、ヤヤン・ルヒアン『ザ・レイド』、松田龍平、遠藤憲一、北村一輝ほか

配給:角川書店2014年 全国公開予定

取材・文:編集部 森田真帆

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