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『ザ・レイド』監督、宍戸錠さん主演の日活アクションをリメイク

ギャレス・エヴァンス監督
ギャレス・エヴァンス監督 - Kate Green / WireImage

 インドネシア映画『ザ・レイド』(2011)のギャレス・エヴァンス監督が、ウェールズで行われていた、宍戸錠さんが主演した日活映画『拳銃(コルト)は俺のパスポート』(1967)リメイク版の撮影を終えたとDeadlineが報じた。

【画像】13年前『拳銃(コルト)は俺のパスポート』上映に出席した宍戸錠さん

 野村孝監督の『拳銃(コルト)は俺のパスポート』は、組織間の争いに巻き込まれた、宍戸さん演じる殺し屋の逃亡と戦いを描いたハードボイルドアクション。Deadlineによると、Amazon MGM スタジオとオライオン・ピクチャーズが制作するリメイク版は、1978年のデトロイトが舞台となり、ギャングのボスを暗殺した後に逃亡する、ベトナム帰還兵の殺し屋を描くという。脚本は、エヴァンス監督の『ハボック』などでスタントチームの一員だった、クリス・ウェブが手掛ける。

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 ギャレス監督が企画・製作総指揮を務めるドラマ「ギャング・オブ・ロンドン」のショペ・ディリスが主演を務め、ティム・ロスジャック・レイナールーシー・ボーイントンヴィクター・アリユアン・ミッチェルバーン・ゴーマンノア・テイラーが脇を固める。

 オリジナル版について、ギャレス監督は、フィルム・ノワールとマカロニ・ウエスタンの要素が魅力的に融合した世界観にすぐ魅了されたといい、「次に挑むべき長編はこれだと直感しました」とコメント。リメイクというよりも“再創造”に近い作品になるといい、脚本についても「オリジナル版のコアとなるテーマを土台に、ジャンルの影響を受け継ぎながら、印象的な登場人物たちにより感情的な重みを与えています」と語っている。(編集部・入倉功一)

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