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最新! 全米HOTムービー

世界の映画産業の中心、アメリカの最新映画情報を現地在住ライターが紹介する「最新!全米HOTムービー」。今回は、『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』『LEGO(R)ムービー』『リベンジ・マッチ』を紹介します!(取材・文:明美・トスト / Akemi Tosto)

今、最もHOTな映画はコレ!

『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』

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映画『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』より - © MMXIII Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved.

『ジャッカス』シリーズの仕掛け人ジョニー・ノックスヴィル(43)が、86歳の「アーヴィングじいさん」に変身して繰り出す、おバカコメディー映画の決定版! 脚本にはジョニーほか、『her/世界でひとつの彼女』で本年(第86回)アカデミー賞脚本賞受賞のスパイク・ジョーンズと本作で監督も務めるジェフ・トレメインが参加。ちなみに本作は、第86回アカデミー賞メイク・ヘアスタイリング賞にもノミネートされた。

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映画『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』より - © MMXIII Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved.

これまでの『ジャッカス』シリーズと『ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中』が一線を画している点は、ちゃんとした筋書きがあること。刑務所行きのダメ娘に押し付けられた小生意気な孫息子ビリーを、最初はウザく思っているアーヴィングじいさんが長旅の冒険を経て、徐々にビリーと心を通わせていく様子はおバカ映画とわかっていながらも感情移入してしまう。

ビリー役の新人ジャクソン・ニコルくんにも要注意。以前、ジョニーと仕事をしたときにとんでもないイタズラ坊主だったことから、今回ビリー役に抜てきされた。演技の間合いを天性で心得ているかのようなジャクソンくんは本作の要で、ジョニーもタジタジだ。これまで『ジャッカス』を敬遠していた方々にもぜひ観ていただきたいコメディー映画である。

次にブレイクする映画はコレ!

『LEGO(R)ムービー』

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映画『LEGO(R)ムービー』より - © 2014 Warner Bros. Entertainment Inc.

全米をはじめ、世界の子どもから大人にまで人気の組み立て玩具LEGOブロック。そんなファンの夢を形にした、キャラが全てLEGOで作られた劇場用アニメが誕生! 『くもりときどきミートボール』『21ジャンプストリート』のフィル・ロードクリストファー・ミラー監督、声の出演にはクリス・プラットウィル・フェレルエリザベス・バンクスリーアム・ニーソン、そして映画ファンの間では「たとえ電話帳を朗読しても聞き入ってしまう声の持ち主」といわれるモーガン・フリーマン

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映画『LEGO(R)ムービー』より - © 2014 Warner Bros. Entertainment Inc.

どこにいても目立たない平凡な青年エメットがある日突然、世界を救うヒーローに抜てきされてしまい大パニックに。自分を選んでくれたワイルドガールのプッシュはうれしいけど、バットマンは自分の無能を見抜いているし、絶対ヒーローなんか無理! と大困惑。その間にも悪者“おしごと大王”の威力は増し続けて……。一体どうなるLEGOの世界!?

この映画が大人気となった理由は、LEGOが人気オモチャだからというだけではない。『LEGO(R)ムービー』の根底には「自意識」「善悪」「思いやり」といった万国で共感できるテーマが流れているからだ。老若男女にお薦めの作品である。

ライターイチオシ映画はコレ!

『リベンジ・マッチ』

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映画『リベンジ・マッチ』より - © 2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

シルヴェスター・スタローン(67) vs. ロバート・デニーロ(70)。この組み合わせを知って悲愴(ひそう)な気分になったのは筆者だけではないだろう。最初は作品を観るのを躊躇(ちゅうちょ)していたのだが、その先入観は見事覆されたばかりか、「イチオシ」として本作を推薦するほどまでに好きになってしまったのである。

女性問題に引き分け試合、公私共に因縁の深い元ボクサー二人。30年が経過してすっかりジジイになった両者に再決戦の機会がやって来る。トレーニング中にポックリ逝ってしまうんじゃないかと周囲が心配する中、ついにリマッチの日が訪れるのだが……というのがあらすじ。

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映画『リベンジ・マッチ』より - © 2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

監督には、コメディーならまかせろ! のピーター・シーガル。共演陣には、お久しぶりのキム・ベイシンガー、映画『アルゴ』をはじめさまざまなヒット作で絶妙のユーモアを見せるアラン・アーキン、人気コメディー俳優ケヴィン・ハートと、主演の大御所2人を脇からガッチリ支えている。

「老い」というテーマですらギャグに変え、名作『ロッキー』『レイジング・ブル』の名シーンをも大胆にパロって爆笑を誘う。だが一番の見どころは、2人の男たちが見せるハートの部分だ。この意外な「隠し味」があるからこそ、この作品は「イチオシ」なのである。

【今月のHOTライター】

■明美・トスト / Akemi Tosto
高校よりロサンゼルス在住、CMや映画の製作助手を経て現在に至る。全米映画協会(MPAA)公認ライターとしてだけでなく、監督としても活躍中。短編作品『ボクが人間だったとき/When I Was a Human』がアカデミー賞公認配給会社ショーツ・インターナショナルより配給され、iTunesとAmazonで日本版発売中。ツイッターもよろしく!→@akemi_k_tosto

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