[シネマトゥデイ映画ニュース] 人気漫画家・浦沢直樹の同名原作を映画『自虐の詩』の堤幸彦監督が、総製作費60億円をかけて全3部作として実写映画化した映画『20世紀少年』のカンナを平愛梨(たいらあいり)が演じることが決まった。
平は、TBS系テレビドラマ「3年B組金八先生」笹岡あかね役で注目を集め、映画『ドリームメーカー』『笑う大天使(ミカエル)』などにも出演し、存在感ある演技を披露していた。
カンナ役のオーディションは、昨年9月より募集が始まり、12月に最終審査が行われ3千人の中から平が見事この役を射止めた。平は14歳のときに上京し、今年で芸能活動は9年になるが自分の中では納得のいく芸能活動ができていなかったようで、この『20世紀少年』のオーディションに落ちたら芸能界を辞めようとまで思っていたらしい。合格の知らせを聞いたときは、あまりのうれしさに合格通知に書いてある文字を理解するのに時間がかかったようだ。
「どうしてもカンナをやりたくてオーディションに臨んだので、何が何でも合格したくて。合格通知をいただいたときは本当に感謝感謝でいっぱいでした。現在、第1章と第2章はほとんど撮り終えていまして、今わたしがここにいるのも皆さんのおかげだと、心から感じています。今日は本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを素直に言葉に表した。飯沼伸之プロデューサーも「カンナ役のオーディションは満場一致で平さんに決まりました。平さん自身に熱意があり、一番カンナに近い装いを自分からしてきたり、成り切りたい、という気持ちが強く出ていました。浦沢さんと堤監督は即決に近く、最終オーディションのその日に平さんに決定しました」とコメントするように彼女のヤル気は周りを納得させるものだったらしい。
実際に撮影現場に入った平は「堤監督が現場編集でセットを組んでいるのを見せてくれたんですが、セットが漫画とそっくりそのままなので、漫画が動いているみたいでした」と現場のセットに驚きを隠せなかったらしい。しかし、撮影に入ると「漫画を読みながらも感情移入というか、カンナとまったく同じ気持ちになってしまって涙が出てきたりします。撮影の現場では泣けるかなという不安などもあったんですが、自然とスイッチが入りました」とすっかりカンナに成り切っているようだ。
原作でのカンナはケンヂの姪(めい)で、超自然的な能力を持つ。ケンヂに続く主人公といってもいいほど重要な役だ。ケンヂは唐沢寿明、オッチョに豊川悦司、ユキジを常盤貴子が演じる。
映画『20世紀少年』は3部作で、第1章が8月30日公開、第2章は2009年1月31日、そして最終章は2009年秋の公開が決まっている。
映画『20世紀少年』は8月30日より東宝系にて全国公開
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