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唐沢寿明、ド派手な衣装とアフロで誰か分からない?堤幸彦監督作『ミステリー・アリーナ』公開決定!【コメント全文あり】

『ミステリー・アリーナ』ティザービジュアル
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 2016年のミステリーランキングを席巻した深水黎一郎の小説「ミステリー・アリーナ」 (講談社文庫刊)が、堤幸彦監督の手で実写映画化されることが決定した。2026年5月22日(金)に全国公開される。

【動画】主演・唐沢寿明×監督・堤幸彦!映画『ミステリー・アリーナ』特報

 主演は数々の作品で主演を務めてきた唐沢寿明。唐沢は、ハイテンションで毒舌、ド派手な衣装とアフロヘアー、ティアドロップのサングラスでスタジオを盛り上げ番組を進行する、推理クイズ番組「ミステリー・アリーナ」の司会者・樺山桃太郎を演じる。

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 唐沢は樺山という役について、「“こいつ狂ってるな”とすごく感じたので、なるべくその部分を表現しようと演じました」とコメント。また、強烈なビジュアルについて「最初は誰か分からないんじゃないかな(笑)」と語っている 。

 監督は、ドラマ「TRICK」シリーズや映画『20世紀少年』三部作などを手がけてきた堤幸彦。唐沢とは2009年公開の映画『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』以来のタッグとなる。堤監督は、唐沢の「アフロでいんじゃない? 樺山の頭」という一言で演出の方向性が見えたことを明かし、「方向の違うたくさんのエンタメ的要素を統合する魔法の頭髪・アフロ! それを旗頭に自由に走り切った、その成果をぜひご覧いただきたい!」と語った。

 原作は、「本格ミステリ・ベスト10」(2016年度)第1位 など、数々のミステリーランキングにランクインした深水黎一郎の同名小説。深水黎一郎は、自身の作品が映像化されたことに「作者が一番びっくりしています」といい、「樺山桃太郎は癖が半端なく強い人物ですが、唐沢さんの怪演に期待しています!」とコメントを寄せた。

 本作の舞台は、国民が熱狂する生放送の推理クイズ番組「ミステリー・アリーナ」。難攻不落の推理問題が続き、賞金はキャリーオーバーで100億円まで膨れ上がっていた 。今回出題されるのは「嵐の中、孤立した洋館で起きた殺人事件」。推理力に自信のある6人の解答者たちはこのミステリーを解き明かすことができるのか。

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 公開された特報映像は、「ミステリーを愛し、ミステリーに捧げ、ミステリーと生きる、すべての方へ」という文字とともに、樺山(唐沢)の不敵な笑みと「ようこそ、ミステリー・アリーナへ!」という叫びから始まる。さらに「見事正解すれば賞金100億円」 、そして「天国か地獄か、あなたの推理はどっちだ!」 と狂気をはらんだ表情で解答者を煽る樺山の姿が映し出され、ド派手な推理クイズ番組の始まりを予感させる。

 あわせて公開されたティザービジュアルには、「ミステリー・アリーナ」の豪華なスタジオをバックに、両手を広げる樺山の全身カットと「犯人当てたら100億円」のコピーが配置されている。映画『ミステリー・アリーナ』は2026年5月22日(金)全国公開。唐沢・堤監督・原作者の深水のコメント全文は以下の通り。

唐沢寿明 コメント

私が演じる樺山桃太郎はちょっとクレイジーなクイズ番組の司会者です。原作を読んでいて“こいつ狂ってるな”とすごく感じたので、なるべくその部分を表現しようと演じました。ただ、見た目で最初は誰か分からないんじゃないかな(笑)。
(オファーを受けた際は)やっぱり『20世紀少年』でご一緒した堤監督と聞き、撮影が楽しみでした。原作はこれぞミステリーという、先が読めない作品で本当に面白くて、この原作を映画に落とし込むのはなかなか難しいと思いました。この原作と堤監督なので、普通の作品にはならないだろうなと思っていました。
クイズ番組のパネラーとして出演される俳優の方々も柔軟性があって、自分では予想していなかったお芝居になったり、それを見た監督が演出を変えたりと楽しく面白い撮影でした。
この作品は、年に一度の壮大なクイズ番組のお話です。このクイズ番組の中に壮大なミステリー作品が絡んでおり、その話がメインかと思いきや、最後の最後にとてつもない様々なことが起こっていきます。原作を読んだ方も、読んでいない方も楽しめる、見応えのある作品になっていると思います!ぜひ劇場でお会いしましょう!

堤幸彦監督コメント

深水先生の原作には、あらゆるミステリーの魅力を知り尽くしていて、世界のシステムを睥睨する膨大なインテリジェンスがある。そして、いただいた脚本は見事に原作の魅力を映画的にリミックスしたクリエイティビティがあった。さて困った。私の演出的知見で太刀打ちできるのか。
風味としての「コメディ性」とミステリーの持つ「構造性」、さらに本作独自の「秘密」、それらを統合する鍵を見出せなかったのだが、ある日の主演・唐沢寿明氏の一言で全てが視えた! 「アフロでいんじゃない? 樺山の頭」なんだと? アフロ! その瞬間、全てのビジュアルが降ってきた! 方向の違うたくさんのエンタメ的要素を統合する魔法の頭髪・アフロ! それを旗頭に自由に走り切った、その成果をぜひご覧いただきたい!

原作者:深水黎一郎コメント

映像化は絶対に無理だろうと思いながら書いていた作品なので、それが実現したことに作者が一番びっくりしています。主役の樺山桃太郎は癖が半端なく強い人物ですが、唐沢さんの怪演に期待しています!

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