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ナタリー・ポートマン、岩井俊二とのコラボなど今後を語る

第65回ヴェネチア国際映画祭

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第65回ヴェネチア国際映画祭で会見に臨むナタリー・ポートマン
第65回ヴェネチア国際映画祭で会見に臨むナタリー・ポートマン

 第65回ヴェネチア国際映画祭にて、ナタリー・ポートマンが初監督と脚本を手掛けた映画『イヴ』が短編部門で招待上映され、現地時間1日に記者会見を行った。
 
 同作品は、未亡人のローラ(ローレン・バコール)とボーイフレンド(ベン・ギャザラ)とのデートする一日を、孫の視点からほほ笑ましく描いた21分のコメディー。ナタリーは4日から始まるトロント国際映画祭で上映される、スカーレット・ヨハンソン岩井俊二ら12人の監督によるオムニバス映画『New York , I Love You』にも参加しており積極的に監督業に挑んでいる。

 その理由についてナタリーは「女優業とはまた一味違うクリエイティブな作業に興味があったの。脚本を執筆したり、監督したりするのは本当にエキサイティングな体験だったわ」と目を輝かせた。今後、長編を撮る予定については「今回で映画を作るのは大変だってよくわかったから、しばらく女優業を続けて、それからまた監督業に挑んでみたい。わたしはチャレンジすることが好きだから」と語った。

 また会見では、ナタリーがダリオ・アルジェントのホラー映画『サスペリア』を製作・主演でリメイクするウワサについても質問がとんだが、「『サスペリア』ついて話すのはできないの」と答え企画が進行中であることをにおわせた。(取材・文:中山治美)

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