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アスペルガー症候群の青年を描いた『アダム』がクロージング上映−エジンバラ国際映画祭

アスペルガー症候群の青年を描いた『アダム』がクロージング上映−エジンバラ国際映画祭
左からヒュー・ダンシー、コネリー夫妻、マックス・マイヤー監督 - Photo:Yukari Yamaguchi

 6月27日夜(日本時間28日)、エジンバラ国際映画祭のクロージングで映画『アダム』(原題)のインターナショナルプレミアが開催された。主演のヒュー・ダンシー、マックス・マイヤー監督、本映画祭のパトロンであるショーン・コネリー、2007年には出演映画『スターダスト』がここで上映されたクレア・デインズなどがレッドカーペットに登場した。
 
 アスペルガー症候群の青年アダムを主人公にした本作は、サンダンス映画祭でアルフレッド・P・スローン賞を受賞している。この症候群の特性は、他人の思惑がわからないことだ。冗談や皮肉を言われても言葉通りに受け取ってしまう、自分の好きな宇宙の話を始めたら止まらないヒューが演じるアダムは、無邪気で頼りない子どものようでもある。アダムが大人として社会に対していく難しさを丹念に描写しながら、同じ建物に引っ越してきたべスとの交流を軸にストーリーは展開する。マックス監督は「アスペルガーについてはリサーチを重ねた。その人々、また、その親御さんたちも理解を得られずに苦しんでいることも知った。この映画で少しでも広く知ってもらえたらと思う」 と語った。
 
 病を抱えながら生きていくしかないアダムを支える人々が少しずつ登場してくることで、温かい気持ちにさせられる本作の上映をもって、映画祭は公式には終わりとなる。翌日の日曜に各賞発表と、ファンサービスとして人気の高かった、映画『ムーン』(原題)、映画『ル・ドンク』(原題)、映画『フィッシュ・タンク』(原題)など19本の再上映が行われ、すべてが終了となる。(取材・文:山口ゆかり/Yukari Yamaguchi)


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