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石橋長女・穂のか、初主演映画『赤毛のアン』トリビュート作の全ぼう解禁!

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映画『アンを探して』の杏里を演じる穂のか
映画『アンを探して』の杏里を演じる穂のか

 とんねるずの石橋貴明の長女、穂のかが映画『The Harimaya Bridge はりまや橋』で女優デビューを果たし注目されたが、今度は主演作映画『アンを探して』が完成し、この秋公開されることがわかった。

 映画『アンを探して』はモンゴメリの不朽の名作「赤毛のアン」のトリビュートとして製作された、現代版の「赤毛のアン」とも言うべき作品だが、物語はまったく新しいものとして仕上がっている。撮影はカナダ、プリンス・エドワード島で行われ、その優しい島の風景も見どころの一つとなっている。

 モントリオール在住で、本作が長編映画監督デビューとなる宮平貴子監督は、主演の杏里役を決めるため日本でオーディションをしていたが最後まで難航していたらしい。なかなか決まらない主役の座を空席にしたまま、とうとう撮影開始2週間前に。そんな中、プリンス・エドワード島と東京をつなぐインターネットを通じて行われたオーディションで、穂のかに出会った。主役を彼女に決めた理由について宮平監督は、「穂のかは、仕事に対する姿勢がまず、それまでの杏里役候補の中でピカイチだった。また海外での長期ロケでは特に、才能のほかに、忍耐力や人間性も重要な要素。20歳前だけど、女優一筋でいきたいという信念があったのが最後の決め手で、この子なら杏里を任せられると確信した」と語った。

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 カナダ、プリンス・エドワード島でのオールロケーションにこだわり、昨年8月から9月にかけて行われた撮影に、穂のかは単身で参加。主人公・杏里が映画冒頭、亡き祖母と旅するはずだったプリンス・エドワード島に一人降り立つ不安を自らに重ね合わせ、さまざまな人々との出会いや交流によって心を開いていく様を見事に演じた。また数多くの英語のセリフもこなし、日本人やカナダ人など国際色豊かなキャスト・スタッフとのコミュニケーションも抜群だったという。

 特に本作のエグゼクティブプロデューサーで、モントリオール世界映画祭で5冠を達成した映画『窯焚 KAMATAKI』の監督でもあるクロード・ガニオン監督も穂のかの才能を絶賛。「俳優・女優は才能と繊細(せんさい)さを持ち合わせた人が多い。しかし、一つの映画を始めから終わりまで背負うようなカリスマを持っている人物はごく少数に過ぎない。穂のかはまさにそんな一人だった」絶賛している。

 そんな穂のか当人は「演技の経験もままならないまま、主役という大役をいただき、主人公と同じように不安だらけの中、一人プリンス・エドワード島へ旅立ったのですが、監督をはじめスタッフの方々や、キャストの方々が大変素晴らしい方ばかりで、地元の皆さまにも大変良くしていただき、毎日が楽しくて楽しくて、楽しすぎて 、それが悩みになってしまうほど幸せな撮影でした。そんな皆さまの支えがあったからこそ、わたしもそのとき持てる力を120パーセント出せたと思います。老若男女問わず、たくさんの愛を感じていただける優しい作品になっていると思うので、いろんな世代の方に観ていただきたいです」と謙虚ながら、作品のできばえに自信をのぞかせた。

 物語は穂のかと同じく一人島にやってきた少女、杏里が古いノートにつづられた、祖母の初恋のカナダ人兵士を探そうとするところから始まる。島の人々といろいろとふれ合ううちに島で暮らす人々にも悲しい過去と、悩みがあることが明かされ、杏里の心にも変化が訪れる。

映画『アンを探して』は2009年秋、シネカノン有楽町1丁目ほかにて全国公開

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