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アレック・ボールドウィン、2012年に俳優を引退

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アレック・ボールドウィン
アレック・ボールドウィン

 テレビコメディー「30 Rock」(原題)が大人気のアレック・ボールドウィンが、自分はハリウッドの失敗作だと感じているため、2012年に引退すると語った。

 Imbdによると、アレックは2003年に映画『ザ・クーラー』(原題)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされているほか、エミー賞、ゴールデングローブ賞を含む30以上の賞にノミネートされ、20以上の賞を受賞。傍目から見ても俳優人生が失敗だったとは思えないが、本人はそう思っているらしい。「口に出すのは難しいけど、僕の映画俳優としてのキャリアは完全な失敗だったと思う。映画作りの最終目標は、出演した映画が自分の演技によって興行的に大成功を収めたり、ものすごく高く評価されたりすることだと思う。僕にはそれがなかった」と語り、「もう演じることに興味を持てないんだ。映画はもう過去のこと。30年もやってきたんだ。もう若くないけど、ほかの何かをする時間はあると思う」とメンズ・ジャーナル誌のインタビューに答えている。

 2009年のエミー賞でテレビコメディ部門の主演男優賞を受賞したコメディー「30 Rock」の出演契約が3年後の2012年で切れるため、アレックはこの年に引退をすると決めたよう。WENNによると、今後の予定については何も決まっていないようだが、クリスマスにはメリル・ストリープスティーヴ・マーティンと共演した映画『恋するベーカリー』が封切られる予定だという。

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