シネマトゥデイ

シネマトゥデイ
.

チャック・ベリーも所属!ロックンロールの金字塔となったレコード会社映画化(1/2)

チャック・ベリーも所属!ロックンロールの金字塔となったレコード会社映画化
『Who Do You Love』のニューヨーク・プレミアに参加したアッレサンドロ・二ヴォラ - Mike Coppola / FilmMagic / Getty Images

 ロックンロールの歴史に大きな影響を及ぼした伝説のレコード会社、チェス・レコードの設立者レナード・チェスとフィル・チェス兄弟を描いた映画『フー・ドゥー・ユー・ラブ/Who Do You Love』(原題)が完成し、主演のレナード・チェスを演じたアレッサンドロ・ニヴォラに話を聞いた。同作は、チェス兄弟がクラブを経営していた時代から、レーベルを立ち上げ、数々のアーティストと契約し、成功するまでを描いた作品だ。

 かつて、チェス・レコードと契約していたアーティストの中には、マディ・ウォーターズ、チャック・ベリー、ハウリン・ウルフ、リトル・ウォーター、エタ・ジェイムズ等がいて、後に出てきたロック界の大物たちにも多大な影響を及ぼしている。

 白人のチェス兄弟は、黒人が多く住む居住区でクラブを経営していたが、その当時のことについて、「当時、白人オーナーが黒人の居住区で店を経営するのは、かなり珍しいことだったんだ。あの辺は、けっこう危険な区域で、レナードは常に銃を持っていたらしいよ。レナードの息子マーシャルの話では、クラブの周りでは頻繁に銃声が聞こえて、銃声が鳴るたびに、マーシャルはカウンターに隠れて、その上からレナードが守ってくれていたらしいんだ。ただ、レナードも弟のフィルも労働階級出身のタフなやつで、それに彼らは移民であるため、むしろ黒人と接している方が、白人と接しているよりも、ずっと居心地が良かったと思うんだ」と語ってくれた。

 チェス兄弟はクラブの経営を始め、そのクラブで演奏していた黒人ミュージシャンと契約し、レコード会社の設立に至るが、特に音楽業界での知識のなかった彼らが、どうしてこれほどの黒人ミュージシャンたちと契約できたのか尋ねてみた。すると、「最初、レナードがこの音楽業界に入ったのは、単に金もうけをしたかったからなんだ。始めた当時は、彼にはそれほど音楽の知識もなかったしね。その点について撮影前に、マーシャルと話をしてわかったんだが、実際にレナードは、ストリートで演奏しているミュージシャンの方が、その辺のバーで演奏しているミュージシャンより、よっぽどうまいと判断して、ストリートのミュージシャンを雇い、刺激的な演奏をバーでさせていたんだ。それも、あくまで金もうけのためだけどね。そんな金に困っているミュージシャンたちだったから、契約もしやすかったんだよ」とその種明かしをしてくれた。


【関連情報】

楽天市場

ブログなどをご利用の方は以下のURLをトラックバックURLとして指定してください。

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク
  1. 記事
  2. 2010年
  3. 4月
  4. 12日
  5. チャック・ベリーも所属!ロックンロールの金字塔となったレコード会社映画化