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信仰心あついユダヤ教徒が麻薬密売人に変貌していく実話を描いた映画

信仰心あついユダヤ教徒が麻薬密売人に変貌していく実話を描いた映画
仲良し!-左からジャスティン・バーサ、ジェシー・アイゼンバーグ - Photo:Nobuhiro Hosoki

 今年のサンダンス映画祭で話題になった映画『ホーリー・ローラーズ / Holy Rollers』(原題)について、注目の若手俳優ジェシー・アイゼンバーグとジャスティン・バーサが語ってくれた。

 本作は、1990年代のニューヨークを舞台に、敬虔(けいけん)なユダヤ教徒だった青年サム(ジェシー・アイゼンバーグ)が、海外からアメリカへエクスタシー(ドラッグの一種)を密輸する麻薬密売人に変ぼうしていくという、実話を基にした作品だ。ジャスティンは、ジェシー演じるサムの友人ヨセフ役を演じている。

 まず、「主役が麻薬密売人であっても、犯罪要素を焦点に置かず、キャラクターの個性を中心にストーリーが展開していることに興味を持ったんだ」と明かしてくれたジェシー。これまでの麻薬密売人を描いた作品とは一味違った本作に、その焦点から外れないように、二人とも演技に気を配ったという。

 またジェシーは、ジャスティンが出演を決めたのは二人が友達だったからだと明かした。脚本を読んですぐ、6年前から仲の良かったジャスティンに薦めたのだそうだ。それから実際に撮影に入るまで、1年半以上かかったそうなのだが、「そのおかげで、僕らはお互いの役を膨らませることもできたんだ」と空白の時間が功を奏したという。

 この作品で初めて実の妹のハリー・ケイト・アイゼンバーグと共演を果たしたジェシー。「彼女は撮影に入る前に、急きょ参加することが決まったんだ。しかも、僕の妹役でね!!(笑)実の妹が妹役を演じているから、より実感のある兄妹の関係が描かれていると思うよ!(笑)」と兄妹での共演を喜んでいるようだった。最近映画に出演していなかった彼女も、兄との共演ということで出演を決めたらしい。

 それまで黙っていたジャスティンは、ジェシーが「この映画は、もともと予算が少なかったり、寒い冬のわずかな期間でしか撮影できなかったり、どのシーンも苦労してきたんだ。でも、ラッパーのQティップが出演している麻薬密売人とのやりとりのシーンが一番大変だったかな」と話すと突然口を開き、Qティップを絶賛した。「彼がいることで、よりセットが明るくなって、生き生きとした感じになったんだ」そうだ。日本ではあまり知られていない人物だが、ジャスティンが絶賛する彼にも注目したいところだ。

 最後に、次回作は映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のデヴィッド・フィンチャー監督が手掛ける映画『ザ・ソーシャル・ネットワーク/ The Social Network』(原題)だと明かしてくれたジェシー。これはアメリカのソーシャル・ネットワーキング・サイト、Facebookを開設したマーク・ザッカーバーグとその友人を描いた話題作だ。また、ジャスティンは、「今やっているブロードウェイの舞台『レンド・ミー・ア・テナー / Lend Me a Tenor』(原題)を8月まで演じることになっているよ」と話してくれた。二人とも今注目の若手俳優! 今後の活躍に期待したい。(取材・文:細木信宏 Nobuhiro Hosoki)


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