黒澤明の不朽の名作映画『七人の侍』がド派手に舞台化！山本寛斎のスーパーショーでよみがえる
黒澤明監督の不朽の名作映画『七人の侍』が舞台としてよみがえることになった。世界でも称賛を浴び続ける本作を手掛けるのはなんとデザイナーの山本寛斎。山本が総指揮する大規模な舞台、KANASAI SUPER SHOWで全く新しい『七人の侍』の誕生となりそうだ。
映画『七人の侍』は戦国時代の貧しい農村を舞台に、野盗と化した野武士に立ち向かうべく農民に雇われた侍たちの戦いを描いた作品。言わずと知れた黒澤監督による日本映画を代表する傑作のひとつだ。これまでに日本武道館や東京ドームという大舞台で、ほかのショーとは一線を引く独自の舞台を作り上げてきた山本だけに、どのように名作をよみがえらせるのか楽しみなところである。
山本は映画をそのままに舞台化するつもりはないようで、自身もファンであると公言する本作をベースに、七人の侍たちが夢へ向かってチャレンジしていく姿をKANASAI SUPER SHOWならではの、圧倒的なスケールと演出で新しく描く。最大の見せ場は、今回の会場となる東京・有明コロシアムのアリーナ一面に200トンの水を張った舞台で行われる戦いのシーン。大砲やガトリング銃より放射される大量の水の玉、火の玉が縦横無尽に飛び交う。黒澤明監督も驚きのド派手な世界が繰り広げられることは間違いない。
山本版『七人の侍』はキャストも個性派ぞろいで、主演を務めるのはロングランヒットを続ける舞台「SHOCK」シリーズで、そのエンターテイナーとしての実力を見せた堂本光一。そして映画にドラマに大活躍の仲里衣沙、映画『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』でセクシーな衣装を見事に着こなした彼女が、山本の衣装でまたどのような変身を見せてくれるのか、期待が高まる。そのほかに魔裟斗、ダチョウ倶楽部の上島竜兵、ダンサーの森山開次、池谷幸雄、柄本明など、ジャンルも性別も越えた侍たちの誕生だ。
KANSAI SUPER SHOW 「七人の侍」は11月20日、21日有明コロシアムにて開催
