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蒼井そら、セクシーアイドルを脱皮!男を振り回す妖艶なプレイガール役に!青山真治も友情出演!

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セクシーアイドルから脱皮した蒼井そらと本格派俳優・村上淳
セクシーアイドルから脱皮した蒼井そらと本格派俳優・村上淳 - (C)スリー★ポイント シンジケート

 映画『ジャンクフード』『リムジンドライブ』の山本政志監督が、蒼井そら村上淳を主演に迎えて手掛けた最新作『スリー★ポイント』が5月から公開される。山本監督がそれぞれまったく異なる場所と撮影スタイルで撮り上げた、三つの作品(京都篇・沖縄篇・東京篇)で構成された意欲作だ。

 東京篇は監督がすでに書き上げていた長編作品『SWITCH』の脚本を中編に改編した脚本をもとに制作した作品。映画『SとM 劇場版』『トルソ』への出演など、セクシーアイドルから脱皮して女優として実力を発揮している蒼井そらが、まったくタイプの違う複数の男性と、相手によって服装やしぐさを変えて付き合う女性・沙紀を演じる。劇中でさまざまな女性像を見せなくてはならない難しい役どころだ。また、蒼井とのW主演となる村上淳が、ひょんなことから沙紀の部屋に転がり込み、奇妙な共同生活を始める男、井賀を演じる。そのほかに映画『色即ぜねれいしょん』でデビューした渡辺大知が出演、映画監督の青山真治も友情出演する。

 一方、比較的「普通」に撮影された東京篇と違い、京都篇は、現地入りするまで映画のすべてが白紙状態のまま。準備中に監督が出会った地元ラッパーたちへの取材をもとに、撮影2日前に内容を決定し、3日間という驚異的な日程で撮影した三つのエピソードからなる作品となった。そして、続く沖縄篇は、スタッフは最大で3人という極少数編成で、もはや内容も決まらないままにカメラを回し、結果沖縄で出会った「おもしろい人々」を追うドキュメンタリー作品となった。どちらも山本作品の特徴である「即興性」をできるところまで拡大したものだ。

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 企画を立ち上げ、制作費確保のため数々の会社を回るという決まりきったような過程から抜け出し、予算がなくとも情熱で映画に挑むという「超インディーズ宣言」のもと、常識的な映画の枠を飛び越えて制作されたこの3つの作品世界が、映画の中でいったいどのように交差するのか、興味が尽きない。

映画『スリー★ポイント』は5月より渋谷ユーロスペースでレイトショー

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