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39年間ありがとう!雑誌「ぴあ」本日発売の号で39年の歴史に幕 50代以上の購入者目立つ

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紀伊國屋書店新宿本店店頭 ぴあ最終号フェア
紀伊國屋書店新宿本店店頭 ぴあ最終号フェア

 1972年に創刊して以来、映画の上映スケジュールやエンターテインメント情報を掲載し続けていた雑誌「ぴあ」の最終号が本日発売された。39年、エンターテインメント情報誌の草分けとして多くの人に愛された「ぴあ」はこの8/4・18合併号をもって休刊となる。

 紀伊國屋書店新宿本店では「ぴあ最終号フェア」として店頭1階ひろばにブースを設け本日11:30~19:00販売予定だが、売れ行き好調のため予定より早く終了する可能性もあるという。

 紀伊國屋書店新宿本店の購入者には、まさに「ぴあ」とともに青春を生きたという40代後半から50代以上が多いが、20代、30代とみられる女性も見受けられ幅広い世代に読まれ続けていた雑誌であることがわかる。ぴあ最終号購入者の一人である50代の男性は「ぴあは創刊当時から知っていて、学生時代にはよく買っていた」と語り、やはり最終号ということで購入したとのこと。そして「39年間おつかれさまでした」とまるで旧友にかけるような言葉が印象的だった。店頭に立っていたぴあの西尾氏によるとやはり「50代、60代の方が当時を懐かしんで買ってくださる姿が目立ちます」とのこと。

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 紀伊國屋ではこのほか1階通路、4階特設会場で及川正通氏の歴代表紙ポスターコレクションも展示し、その時代を映し出すエンターテインメントの縮図を改めて感じることができる。

 なお紀伊國屋書店新宿本店の「ぴあ最終号フェア」でのぴあ購入者にはもれなく、バイヤーリースオレンジジュース1本とぴあの表紙イラストレーター及川正通氏の描いたマリリンモンローのイラスト入りのオリジナルうちわのほか、及川正通イラストのジョニデ、三谷幸喜、PUFFYのメモパッド、てぬぐい、クリアファイルの中から1点好きなアイテムがプレゼントされる。

 インターネットがまだ普及していなかった時代、「ぴあ」は映画や音楽などを鑑賞するときの大切な情報源だった。読者が投稿する欄外「はみだしYouとPia」に投稿し、読んで笑い、イベントに出かけ、ぴあのおかげで映画好きになった読者も多いだろう。あらためて、39年間ありがとうございました。(編集部・下村麻美)

雑誌「ぴあ」8/4・18合併号は7月21日発売 680円(税込み)

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