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リア・ディゾン、ついに銀幕デビュー!「牙狼」シリーズ初のスピンオフ『呀~暗黒騎士鎧伝~』劇場公開決定!

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本作でスクリーン・デビューを飾るリア・ディゾン
本作でスクリーン・デビューを飾るリア・ディゾン - (C)2011 「呀」 雨宮慶太/東北新社

 2005年より放送された深夜アクションドラマ「牙狼 GARO」シリーズ初のスピンオフ作品『呀~暗黒騎士鎧伝~』が9月3日より劇場公開され、リア・ディゾンが本作でスクリーン・デビューを果たすことが明らかになった。黄金騎士ガロの宿敵・暗黒騎士キバを主役にした本作では、オリジナルシリーズで演じた京本政樹が続投しているのはもちろん、ヒロイン役の肘井美佳も出演。さらには本編とリンクしたストーリーが展開されるなど、スピンオフならではの魅力がぎゅっと詰まった作品になっている。

『呀~暗黒騎士鎧伝~』場面写真

 「牙狼 GARO」は2005年10月から放送された特撮アクションドラマ。グロテスクな描写や深夜枠とは思えぬCGを駆使した映像が話題になり、2006年にはスペシャルドラマが、2010年には3D劇場版『牙狼 ~RED REQUIEM~』が公開されたほか、今年10月からはテレビシリーズ第2期が放送されることも決定した、今なお根強い人気を誇っている作品だ。

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 そんな中でリリースされる本作は、もともとはDVDリリースだったが、ファンの声に応える形で劇場公開が決定したシリーズ初のスピンオフ作品。リア・ディゾンは、映像作品では2006年に『リア・ディゾン トラフィック・イン・ザ・スカイ』に出演しているものの、同作は日本では劇場未公開だったため、意外にも本作がスクリーン・デビュー作となる。演じるのは新キャラクター魔戒導師エルダ。恋人との別れがきっかけで闇へと傾倒してしまうという役回りだ。

 本作は、京本演じる暗黒騎士キバを主役に、彼がいかに〈暗黒魔戒騎士〉になったかを描いている。テレビシリーズともリンクし、本編では明かされなかった謎が解かれるのも本作を観る醍醐味(だいごみ)。肘井演じるヒロイン・御月カオルももちろん出演しており、テレビシリーズで話題になった圧巻のアクションシーンは本作でも健在。CGのみならず、実写とイラストを組み合わせた映像は「映像絵巻」とも称されており、これを大スクリーンで観るためだけでも劇場に行く価値はある。テレビシリーズはもちろん、昨年の劇場版からさらにパワーアップした映像に、観客は心をわしづかみされること間違いなしだ。

 監督を務めるのは、テレビシリーズで総監督を務めた雨宮慶太。脚本・原作も兼任している雨宮監督は、すべてのイラスト描画も担当することで、作品全体に統一したトーンをもたらしている。アクション監督をこれまでのシリーズと同じく横山誠が務めているなど、テレビシリーズと劇場版のスタッフが再集結していることも本作へのファンの期待を高める要素の一つとなっている。ファンはもちろんのこと、まだ観たことがないという人もぜひ、その目で本作の映像美をとくと堪能してみてほしい作品だ。(編集部・福田麗)

『呀~暗黒騎士鎧伝~』は9月3日よりシネ・リーブル池袋ほか1週間限定レイトショー公開 DVD&ブルーレイは9月7日発売 税込み価格: 5,040円(DVD)、6,090円(ブルーレイ)

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