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岡田准一主演「SP」最後のイベント8時間の上映会開催、DVD発売日翌月に一挙上映!

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特別上映会に参加した松尾諭、神尾佑、波多野貴文監督
特別上映会に参加した松尾諭、神尾佑、波多野貴文監督

 25日、V6の岡田准一がSP(要人警護官)にふんしてテロと戦うアクション映画『SP 革命篇』のDVD発売を記念したイベントがポニーキャニオン本社であり、波多野貴文監督と出演した松尾諭が8時間にわたる劇場版「SP」シリーズのトークショー付き特別上映会に参加した。この日、上映会に集まった100名はツイッターの告知から抽選で選ばれていて「SP」シリーズをすでに10回観た人はざらで、中には20回観たというつわものもいた。

 8時間の長丁場の上映会は、途中から監督や松尾がコメントをはさんだり観客からの質問に答えたりと熱気にあふれ、ファンには垂ぜんの特別なものとなった。DVD発売の翌月にイベントを行うことは異例。そのことからも「SP」の人気の高さがうかがえる。その魅力を監督は「ストーリーのおもしろさと絶妙なキャスティング。あとは若いスタッフが一つになってお互いに成長していったところ」と挙げた。また「発売翌月イベント」と印字されたポスターを見て監督は「すごいなあ。このポスターいつ作ったんだろう。1か月後のイベントってないですよね。それだけ皆さんの中に息づいているのはうれしい。これから先、10年後20年後にも観てもらえたら幸せ」と笑顔でコメント。途中からイベントに参加した出演の神尾佑も「どれだけ愛されているのかが分かります」と話すと、松尾は「これだけ一つの作品にかかわれるのは『渡る世間は鬼ばかり』くらいですね。2年間は『SP』の記憶しかない」と笑うと、神尾から「朝ドラの現場でも?」と突っ込まれていた。最後に監督はこうしてスタッフやキャストがイベントに集まることを「故郷に帰って来たようですね」と名残惜しそうにしみじみ述べていた。

 本作はフジテレビ系列のテレビドラマ「SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係」の映画版第2弾でシリーズ最終章になる。要人警護を担当する岡田らふんするSPのメンバーが混乱を極める国会議事堂で巨大な陰謀と対峙(たいじ)する姿を描くアクションムービー。岡田のスタントマンなしのアクションシーンが話題を呼び週末興行ランキング3週連続1位、興行収入33億円を突破する人気を博した。(取材・文:池田敬輔)

ブルーレイ&DVD『SP 革命篇』(ブルーレイ:各税込み4,935円/DVD:各税込み3,990円)は現在発売中

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