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『地獄の黙示録』の原作となった作家ジョセフ・コンラッドの「闇の奥」が再び映画化!今度は宇宙の設定で!

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「闇の奥」(Heart of Darkness)を基にした、フランシス・フォード・コッポラ監督『地獄の黙示録』より
「闇の奥」(Heart of Darkness)を基にした、フランシス・フォード・コッポラ監督『地獄の黙示録』より - Dirck Halstead / Getty Images

 かつてフランシス・フォード・コッポラ監督が、『地獄の黙示録』として映画化した、作家ジョセフ・コンラッドの小説「闇の奥」(Heart of Darkness)を基にした映画が再び製作されることが、Comingsoon.netにより明らかになった。

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 これは、映画『エクトプラズム 怨霊の棲む家』のピーター・コーンウェル監督が企画している映画で、ストーリーは地球絶滅の危機にさらされた2388年、調査隊のクルツ(英語読みはカーツで、原作ではクルツ)は、宇宙で人類が生存できる可能性のある未知の惑星をスカウトする使命を言い渡され送り出されるが、クルツとの連絡がミステリアスな形で途切れてしまい、その知らせを聞いたルーキーの空軍准尉のマーロウが、クルツを探し出しにこの未知の惑星に向かうことになるという設定だ。

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 オリジナルの原作は、欧州貿易会社に入社したマーロウは、同会社の腕利きエージェント、クルツが消息を絶ったことを聞き、コンゴ川の奥地にある秘境にボートを進めクルツを探し出しに向かう。これは、20世紀初頭のアフリカ・コンゴ川における西洋植民地支配の現実を描いた作品として高く評価されている。

 これまで原作を基に、オーソン・ウェルズが映画化できずにラジオ・ドラマを放送し、1979年にはベトナムを舞台にして、フランシス・フォード・コッポラ監督が『地獄の黙示録』を製作、さらに1994年にニコラス・ローグ監督が、テレビドラマ「真・地獄の黙示録」でメガホンを取っていた。数々の巨匠たちが原作をベースに興味深い作品を製作している。

 脚本は、映画『カオス』のトニー・ジグリオと、ブランデン・モーガンが執筆することになっている。今のところ、2013年までに映画を完成させることを目標にしているようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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