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サイエントロジー教会、「サウスパーク」クリエイターの情報筋を身元調査?

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友人数名の身元調査の対象となったジョン・ステイモス
友人数名の身元調査の対象となったジョン・ステイモス - Michael Tran / FilmMagic / Getty Images

 ヴィレッジ・ボイス(電子版)によれば、元サイエントロジー教会の幹部メンバー、マーティー・ラスボーンが、教会がテレビアニメシリーズ「サウスパーク」のクリエイター、トレイ・パーカーマット・ストーンの情報筋を身元調査していたと暴露している。

 「サウスパーク」は、アメリカのケーブルテレビチャンネル、コメディ・セントラルの風刺アニメシリーズで、1997年に放送開始され、現在第15シーズンに突入している長寿番組だ。

 本番組には、サイエントロジーを風刺したシーンが度々登場する。中でも、2005年の放送時に問題となったのが、第9シーズン第12話「Trapped in the Closet」というエピソード。サイエントロジーと、熱心なサイエントロジストであるトム・クルーズが題材に扱われており、クルーズは、このエピソードがオンエアされたことに激怒し、コメディ・セントラルとともに親会社ヴァイアコムの傘下にある、パラマント・ピクチャーズの「ミッション・インポッシブル3」のPR活動をボイコットすると申し立てたとされている。

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 ラスボーンは、自身のブログで、サイエントロジーの特殊執行部の指揮官が書いたとされる内部文書を掲載しており、そこには「パーカーとストーンへの情報筋を突き止めるため、彼らの友人数名の身元調査を遂行した」と記載されている。その対象になった人物として、「サウスパーク」の共同脚本家マシュー・プラーガーや、俳優のジョン・ステイモス、彼の当時の妻レベッカ・ローミンらの名前が挙げられている。

 EW.comによれば、パーカーとストーンは、この件についてのコメントは拒否しているとのこと。また、サイエントロジー教会側は、回答を求めるラスボーンの要望にこたえていない。(鯨岡孝子)

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