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映画『リアル・スティール』の天才子役、ダコタ・ゴヨは将来有望間違いなし!8才で習得した泣き演技で、おもちゃをゲットした過去を語る!

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将来有望度は100パーセントの美少年です!
将来有望度は100パーセントの美少年です!

 映画『リアル・スティール』で、ヒュー・ジャックマン演じる主人公の息子マックスを好演しているダコタ・ゴヨが、本作を撮影しているときのエピソードや、本作で描かれている父と子のきずなを語った。

映画『リアル・スティール』場面写真

 本作のプロデューサーであるスティーヴン・スピルバーグに、「観客を夢中にさせる、才能を超えたマジカルな何かを持った特別な少年」と、その存在感と演技力を認められたダコタは現在12歳。主人公の少年時代を演じた映画『マイティ・ソー』以来、2作目のハリウッド映画となる本作の現場は「今までで一番興奮した!」とのことで、その理由は「毎日ロボットに会えたから!」という、何とも子どもらしいもの。「映画を観た人はみんな『ロボットたちは全部CGじゃないか?』って言うんだけど、そんなことはないんだ。映画の中の何シーンかはちゃんと本物のロボットを使っていて、目を動かしたり、首をかしげたり、演技だってできたんだよ! どのロボットも3メートルくらいあって大きくて、かっこよかった! できれば映画の中のマックスみたいに、僕も家に連れて帰りたかったよ」と目を輝かせた。完成した初めて作品を観たときは、華麗にボクシングをするロボットたちの姿に、友達と一緒に興奮したといい、「結末は知っているのに、みんなで大騒ぎして応援しちゃったよ。でも、どのシーンがCGでどこが本物か、僕しか知らなかったからちょっとうれしかった! みんなはわからないだろうなあ」とにやり。黒の革ジャンを着て、大人っぽいファッションのダコタだが、いたずらっぽく笑う姿は、まだまだ12歳の少年だった。

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 共演のヒューが、「天才だ!」と絶賛するほど卓越した演技力を持つダコタ。「小さいころから演技の勉強を始めて、初めて映画に出演したのは、僕が5歳のときだった。もっとうまくなりたいって思って、お母さんと一緒に演技のトレーニングをしたんだよ」と語るダコタは、8歳で「泣きの演技」を見事に習得したらしく、「今はもちろんもうしないけど、昔はおもちゃを買ってもらうために、よくその技を使っていたよ」と告白。そんなダコタだが、本作では感情が演技を超える、特別な瞬間を体験したといい、「今までは、一生懸命泣くようにしていたのに、今回は、本当に悲しくて涙がボロボロこぼれちゃったんだ」と役者としても大きな成長を遂げたことをうかがわせた。

母を亡くし、心を閉ざしたマックスが、元ボクサーの父親に「もう一度戦ってよ!」と叫ぶシーンは、きっと多くの観客の涙を誘うはず。自身も、「あのシーンはすごく好き」と言うダコタは、「長年会っていなかった父親と徐々に心を通わせていったマックスが、初めて本音でぶつかることのできた瞬間なんだ。誰だって、やっぱり自分のパパには、かっこよくいてほしいよね。マックスも、パパにはクールでいてほしいって思ったんだと思う。夢をあきらめちゃうんじゃなくて、挑戦してよ! っていう気持ちは、僕にもわかった」と撮影を振り返っていた。

 将来の夢は、俳優をしながら脚本を書いたり、監督もしたりするマルチスターだと明かしたダコタ。大人びた目に、時折ふっと表れる子どもっぽさ、演技を語るときのプロフェッショナルな視線……少年と大人が混在する不思議な雰囲気は、ダコタの魅力そのものだ。12歳ながら無限の可能性を秘めた彼のこれからの活躍に、大いに期待したい。(編集部:森田真帆)

映画『リアル・スティール』は12月9日より全国公開

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