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ドルビーの次世代映画館用サウンドシステムは「観客を包み込む」 ピクサー最新作が初採用

ドルビーの次世代映画館用サウンドシステムは「観客を包み込む」 ピクサー最新作が初採用
映画界では、音響システムもしっかりと進化を遂げている-映画『メリダとおそろしの森』 - (C) Disney / Pixar.All Rights Reserves.

 音響技術開発で知られるドルビーラボラトリーズ(以下ドルビー)の発表した、映画館用の新音響システム「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)が、ピクサーの最新作『メリダとおそろしの森』で初採用されることがわかった。

 ドルビーによれば、ドルビーアトモスは映画館の規模やレイアウトに合わせて最適な音響再生を実現できるオーディオ・プラットフォーム。最大128の音声データを転送可能で、最大64chまでのスピーカーに対応することが可能となっている。

 劇場では、施設ごとのスピーカー位置などに制限されることなく、観客へ制作者の意図に近い形で音を提供することが可能とのこと。同社では、天井までめぐらされたスピーカーにより、雷が落ちる場面では、本当にイナズマが頭上から落ちてきたと感じるような、自然でリアルな音場を提供できると解説。

 アカデミー賞獲得経験もある音響エンジニアのマイク・ヘッジスは「音を映画館内のどこにでも移動させることができ、音場で観客を包み込むことでエキサイティングな体験を提供する環境を作り出せる」と語り、この画期的なシステムを称賛している。

 報じたハリウッド・レポーターによると、ドルビーは全世界で10~15ほどの映画館に限定してこのシステムを導入、試験的に『メリダとおそろしの森』を公開する予定とのこと。まるでピクサー映画の世界に入り込んだような臨場体験が味わえることになるか、期待が高まる。(西村重人)

映画『メリダとおそろしの森』は7月21日より全国公開


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