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パルムドール最有力!カンヌの常連・ミヒャエル・ハネケ監督の最新作『ラブ(英題) / Love』が登場【第65回カンヌ国際映画祭】

パルムドール最有力!カンヌの常連・ミヒャエル・ハネケ監督の最新作『ラブ(英題) / Love』が登場
カンヌの常連・ミヒャエル・ハネケ監督 - 写真:高松美由紀

 現地時間20日、カンヌ国際映画祭の常連であるミヒャエル・ハネケ監督の新作『ラブ(英題) / Love』がコンペティション部門で上映された。ヨーロッパのベテラン俳優たちを集めた本作で、ハネケ監督が2009年の『白いリボン』に続いてパルムドールに手にするかどうか、全世界が注目している。

 本作は、老夫婦の愛がテーマ。80代の元音楽教師の夫婦のうち、妻のアンネが脳卒中で倒れ、半身不随となってしまう。 キャストは、『ヒロシマモナムール』のエマニュエル・リヴァと『男と女』のジャン=ルイ・トランティニャン、『ピアニスト』で本映画祭女優賞を受賞したイザベル・ユペールといったフランスの名優たち。

 『男と女』で一躍フランスの大スターになったジャン=ルイだが、近年は舞台演劇のほうに比重を置いていたようで「この映画に出たいと思ったのは、ミヒャエルが監督だから」と断言。「舞台は演じている自分を見なくてもいいけど、映画はいつも自分を見ないといけないから、とても嫌だった」と言い、「ただし本作は、自分の出ているところを観たいと思った唯一の作品」と告白。

 ハネケ監督に対しての印象は「ミヒャエルはとても要求の細かい監督で、もう二度と映画に出たいとは思わない」とバッサリと切り捨てながらも、「ミヒャエルのように映画のすべてを知っている人はいない。監督業は本当に大変」と彼の苦労をねぎらった。

 生と死を扱った本作で「愛することのつらさを伝えたかった」と語るハネケ監督。大学で哲学と心理学を学んでいる彼らしい、心の闇をジワジワとあぶり出す映像が展開される本作は、今年のコンペティション部門の最注目作品となっている。(記者:高松美由紀)


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