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カンヌ映画祭、最高賞パルムドールはミヒャエル・ハネケ監督が2度目の受賞!日本舞台のキアロスタミ作品は受賞ならず【第65回カンヌ国際映画祭】(1/2)

カンヌ映画祭、最高賞パルムドールはミヒャエル・ハネケ監督が2度目の受賞!日本舞台のキアロスタミ作品は受賞ならず
2度目のパルムドールに輝いたミヒャエル・ハネケ監督 - Pascal Le Segretain / Getty Images

 現地時間27日、第65回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の受賞結果が発表された。最高賞のパルムドールは、現地メディアの予想通り『アムール(原題) / Amour』が受賞、話題を呼んだレオス・カラックス監督の『Holy Motors(英題) / ホーリー・モータース』、アッバス・キアロスタミ監督が日本を舞台にした『ライク・サムワン・イン・ラブ(英題) / Like Someone in Love』は無冠に終わった。

 今年は全体的にアメリカ映画のセレクションが目立ち、ブラッド・ピット、ニコール・キッドマンなどのハリウッドスターが連日レッドカーペットに登場するなど、メディア的には派手な映画祭となった。ハリウッドスターがエンターテインメント指向の超大作に出る以外に、中規模・アート系作品に積極的に出演する傾向が、今年のカンヌで露出されたといえる。

 また今年は、小説や原作を元にした映画が数多くピックアップされた、「作家の年」になったとも言えるかもしれない。若松孝二監督作は小説家・三島由紀夫をテーマに、ロバート・パティンソン主演『コズモポリス(原題) / Cosmopolis』は現代文学を代表する米作家ドン・デリーロの小説を実写化、特別招待作品として上映されていたニコール・キッドマン主演の『ヘミングウェイ&ゲルホーン(原題) / Hemigway&Gellhorn』は文豪アーネスト・ヘミングウェイの歴史的大恋愛を描くなど、結果として作家がフィーチャーされている。

 一方、日本勢では「ある視点」部門の若松孝二監督作『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち 』や「シネフォンダシヨン」(映画を学ぶ学生たちの作品のコンペティション)部門に出品されていた秋野翔一監督(東京藝術大学)の『理容師』の受賞が期待されていたが、残念ながら無冠に終わり、日本映画にとって、少し寂しい結果に終わった。(記者:高松美由紀)

受賞結果は以下の通り。

【パルムドール(最高賞)】
『アムール(原題) / Amour』(フランス、オーストリア、ドイツ) ミヒャエル・ハネケ監督

【グランプリ】
『リアリティー(原題) / Reality』(イタリア、フランス) マッテオ・ガローネ監督 

【監督賞】
『ポスト・テネブラス・ルクス(原題) / Post Tenebras Lux』(メキシコ、フランス、オランダ、ドイツ) カルロス・レイガダス監督

【男優賞】
『ザ・ハント(英題) / The Hunt』(デンマーク)マッツ・ミケルセン

【女優賞】
『ビヨンド・ザ・ヒルズ(英題) / Beyond the Hills』(ルーマニア、フランス、ベルギー)コスミナ・ストラタン、クリスティーナ・フルトゥ


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