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若松孝二監督、寺島しのぶ主演『千年の愉楽』ベネチア国際映画祭に正式招待!

若松孝二監督、寺島しのぶ主演『千年の愉楽』ベネチア国際映画祭に正式招待!
若松孝二監督最新作がベネチアに正式招待-映画『千年の愉楽』より - (C)若松プロダクション

 寺島しのぶが主演する若松孝二監督の最新作『千年の愉楽』が、8月29日よりイタリアで開催される、第69回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に正式招待された。

 本作は、中上健次による同名小説の映画化。路地がめぐる三重県尾鷲市の小さな集落を舞台に、高貴な血を受け継ぐ若者たちの宿命と、それを見つめ続けた産婆の姿を描く。高良健吾、高岡蒼佑、染谷将太など旬の若手俳優が、命の火を燃やす美しき男たちを熱演。佐野史郎、山本太郎、井浦新といった実力派もキャストに名を連ねる。

 招待決定に際し、若松監督は「僕が、初めて海外の映画祭に呼ばれて行ったのは1965年のベルリン国際映画祭『壁の中の秘事』でした。あのときは、生まれて初めてタキシードを借りて緊張して世界の舞台へと乗り込んでいった。そうしたら、日本のマスコミやインテリからは『国辱映画だ』と散々叩かれました。国辱で結構、泥の中に咲く一輪の花だってあるんだ。私は私の映画にその確信を持って、50年以上映画を撮り続けてきました」と振り返る。

 ここ4年間で『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』『キャタピラー』がベルリン、今年『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』がカンヌ、そして本作のベネチアと、世界三大映画祭で呼ばれたことに。「僕の中で、小さな誇りになっています」という若松監督は「僕のような、独立プロで自分で作品を作り続けてきた人間にとって、海外の映画祭で正式上映してもらうことが、より多くの人に僕の作品を観てもらえる最大のチャンスなんです。作品は、観てくれる人がいて、初めて完成する。観てくれる人がいて、初めて成立するんです」とコメント。

 その上で「昨年、溢れる気持ちのままに作り上げた『千年の愉楽』が今、僕の手から離れて、ベネチアという素晴らしい舞台でよちよち歩きを始めようとしている。その事を、本当に嬉しく、ありがたい事だと思ってます」と喜びを語った。今年のベネチアでは、北野武監督最新作『アウトレイジ ビヨンド』がコンペティション部門で正式上映。また故・木下恵介監督の『カルメン故郷に帰る』などの邦画作品が上映される。(編集部・入倉功一)


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