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女性中国人プロデューサー、揺れる日中関係に文化と政治は関係ナシとキッパリ!【第25回東京国際映画祭】

女性中国人プロデューサー、揺れる日中関係に文化と政治は関係ナシとキッパリ!
「文化交流は政治と関係ない」と語ったミッシェル・ミー

 25日、第25回東京国際映画祭アジアの風部門上映作品『スイートハート・チョコレート』のQ&AがTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、篠原哲雄監督、本作のプロデューサーで脚本も務めたミッシェル・ミーが来場した。

 本作は、北海道の夕張と上海を舞台に繰り広げられる10年にわたるラブストーリー。池内博之が『レッドクリフ』シリーズのリン・チーリンと共演し、篠原哲雄監督がメガホンを取る日中合作映画となっている。

 ミッシェルは、2006年に北海道の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に参加している。そのときの温かい歓迎、参加者の映画への情熱に感銘を受け、夕張に魅せられたのだという。それからほどなくして、夕張市は事実上財政破綻。映画祭がなくなった(後に有志の手で復活)ことにショックを受けたミッシェルは「映画人として何が出来るのか。たくさんの人に『幸福の黄色いハンカチ』のある夕張に来てもらいたいと思ったのが、本作を作ろうと思ったきっかけ」と振り返った。

 また「監督の映画は大好きで、全部観ている」というミッシェルの熱意に応える形となった篠原監督は「僕もついに外国映画をやることになったか」と感慨深げ。そして「夕張は好きだったし、何度か行っている。基本的にラブストーリーも好きだったのでやってみようと思った」と付け加えた。

 日中関係の緊張が高まり、中華圏の映画人たちに、映画祭への参加を控える動きが見られた今回の東京国際映画祭。そんな中、日本に来たミッシェルにイベント後「日本に来るのは難しかったのでは?」と聞いたところ、「いえ、そんなに難しいことではありません」とキッパリ。「なぜかと言えば、文化交流は政治と関係ないからです。基本的に中国政府の審査が通れば、どこの国の映画祭に出しても構わないわけですから。やはり日中のスタッフ、キャストが力を合わせて一生懸命作った映画なので、皆さんに観てもらいたいという気持ちがあるんです」とコメントを寄せた。(取材・文:壬生智裕)

第25回東京国際映画祭は10月28日まで六本木ヒルズほかにて開催


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