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『少年は残酷な弓を射る』の美少年エズラ・ミラーが新作の裏側を明かす

『少年は残酷な弓を射る』の美少年エズラ・ミラーが新作の裏側を明かす
エズラ・ミラー

 映画『少年は残酷な弓を射る』で注目された若手俳優エズラ・ミラーが、話題の作品『アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち』について語った。

 同作の主人公リン(エレン・バーキン)は、元夫(トーマス・ヘイデン・チャーチ)との間にできた息子の結婚式のために、現在の家族を連れて実家に戻ってくる。だが、元夫は現在の妻パティ(デミ・ムーア)と暮らしていて、リンはパティの悪口や母親ドリス(エレン・バースティン)の皮肉に嫌気がさしていた。そしてそれぞれが悩みを抱えながら、お互いを中傷し合っている中で、結婚式が始まっていくというドラマ作品。エズラは、リンの現在の家族の息子エリオットを演じている。監督・脚本は映画『レインマン』のバリー・レヴィンソンの息子、サム・レヴィンソンが務めており、今作はサンダンス映画祭で脚本賞も受賞している。

 エリオット役を演じるうえで「僕は普段、青春時代に味わった感情の起伏や体験を通して、演じるキャラクターを色付けしていくんだ。今作もそうで、僕がこれまで出演した『アフタースクール(原題) / Afterschool』、『少年は残酷な弓を射る』もまた、僕の青春の1ページみたいなもので、これらの作品で特有な青春の経験を表現してきた」と語った。エリオットの性格については「特異な家族の中に居て、外見では神経質な家族たちに影響されていないようだが、実は神経質な家族とどう生きようか、主人公リンと同じように考えている」と分析した。

 母親役のエレン・バーキンとの共演について「実は、撮影前にエレンの家に数日泊まったんだ。そのとき、僕は遊びに出て夜中の3時に戻ってきたことがあって、彼女は母親のようなジェスチャーで怒っていたよ(笑)。そんな数日間の体験が、僕とエレンの間で母親と息子の関係のベースになっていった。それが良かったと思う。なぜなら、低予算の作品だから、ろくにリハーサルもせずに撮影していたからね」と明かした。

 俳優だけでなく、ニューヨークでバンド、Sons of an Illustrious Fatherでドラムやボーカルも担当するエズラは「奇妙な話かもしれないけど、俳優とミュージシャンの両方でいることは、それらが同じ血流として僕の中で流れている気がするからなんだ。それらは僕が夢見たり、言葉で表現できなかったものを、感情として表現させてくれる。だからミュージシャンなら、作詞したものを毎回歌うことによって具現化した形で表現し、俳優もまた同じで、脚本に記されたキャラクターを感知して、頭の中に描いて、それを演じながら具現化していくんだ。さらに、両方とも現場(ステージや撮影)でのリアルな状況によって、歌い方や演じ方も変わってくる。だから、この二つは僕には似通ったものに思えるんだ」と語った。

 最後にエズラは、若いサム監督の知識と現場での俳優に対しての感知能力に驚かされたそうだ。映画は、訳あり家族がそれぞれ自己主張してなかなか相容れない姿が、どこの家族にもあり得る設定で興味深い。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)


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