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『ホビット』ピーター・ジャクソン監督、ファンタジーはリアルであるべき!批判にも余裕の態度!

『ホビット』ピーター・ジャクソン監督、ファンタジーはリアルであるべき!批判にも余裕の態度!
『ロード~』の世界を再構築しながら、新たな映像表現に果敢に挑戦したピーター・ジャクソン監督 - 写真:吉岡希鼓斗

 映画『ホビット 思いがけない冒険』で、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で創造した世界を、新フォーマットHFR 3D(ハイ・フレーム・レート3D)で描き出したピーター・ジャクソン監督がその意図と、批判に対しての思いを語った。

 HFRとは、標準では毎秒24コマで構成される映画を、より多いフレーム数で撮影・上映する技術。『ホビット』は2倍の48コマで撮影され、鮮明でスムーズな映像表現を実現している。コマ数の少なさから映像にブレが生じ、観客にストレスを与える3Dの問題点も軽減された。

 まさに映画の常識を覆す表現に果敢に挑戦したジャクソン監督だが、あまりに真に迫る映像には「別世界なのにリアルすぎる」という批判もあった様子。しかし、常にリアリズムを追求してきたというジャクソン監督は「それは、最高だ」と思ったといい「僕は質感だとか、衣類、言語、振る舞いも全て本物のように表現したいんだ。ファンタジーだからリアルであってはいけないという考え方には賛同できない。最高のファンタジーはリアルなんだから」と語る。

 3D撮影にも難はなかったといい「作業のスピードは全く同じだよ。撮影後に変換する方法ではなくて、3Dで撮影しているしね。結構簡単なんだよ。撮影後に変換する方法をとっている人たちの気持ちがよくわからないよ、結果的には標準以下になる訳だからね」とまさに未曾有の映像表現への自信をのぞかせた。

 もちろんこれら新技術は、最高のストーリーを伝えるための手法に過ぎない。本作で主人公ビルボに抜てきされたマーティン・フリーマンも「もしストーリーを最重要視していないのであれば、時間を浪費しているだけだと思うよ。全てストーリーがあってのことだからね。役者のパフォーマンスも全てね。語るべきストーリーがなければ意味がない。僕はこの作品にはその両方が兼ね備わっていると思いたい、願っている、いや祈っているよ」と思いを明かした。(編集部・入倉功一)

映画『ホビット 思いがけない冒険』は全国公開中


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