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周防正行監督、新作は17年ぶり娯楽作!『マイ・フェア・レディ』をもじった『舞妓はレディ』

周防正行監督、新作は17年ぶり娯楽作!『マイ・フェア・レディ』をもじった『舞妓はレディ』
主演に大抜てきされた上白石萌音

 『Shall we ダンス?』(1996)の周防正行監督が17年ぶりに娯楽作に挑む最新作『舞妓はレディ』の製作が発表された。タイトルで、オードリー・ヘプバーンが主演した名作ミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』をもじった本作では、2011年、第7回「東宝シンデレラオーディション」審査員特別賞に輝いた上白石萌音が主役の座を射止めた。周防監督が、レックス・ハリソンが演じた音声学教授ヒギンズさながら、上白石をレディへ、そしてスターへと仕立て上げる。

 『舞妓はレディ』は、鹿児島で生まれ津軽で育った西郷春子が主人公。春子が、厳しい姐さんや女将さんの指導を受け、花街ことばをマスターし、立派な舞妓となっていく姿を描く。本作の企画が持ち上がったのは、相撲を題材にした映画『シコふんじゃった。』(1991)の直後。映画『ファンシイダンス』でアイドルだった本木雅弘に俳優の道を切り開いた周防監督が、「次は女の子の映画を」と企画したものの、イメージにピタリとはまる女優が見つからず、今回6か月に及ぶオーディションを行ったことで800名に上る応募者の中から鹿児島出身の女優・上白石を見いだし、20年越しの企画が実現することになった。

 痴漢冤罪(えんざい)をテーマとした『それでもボクはやってない』(2007)、終末医療の問題に迫った『終の信託』(2012)と法を題材にした作品が続いていた周防監督。「思いっきりエンターテインメントというものに、どっぷりつかって作ってみよう」と今回は笑いあり、涙ありのエンターテインメント作品を手掛けることを決めた。映画業界ではデジタル化が進んでいるが、「まだまだ人物の肌を美しく撮るというところについては、デジタルよりフィルムの方が質は上だと思っている」と本作も35ミリフィルムで制作することを決定。「日本映画の僕の好きな監督へのちょっとしたオマージュはいろいろなシーンで見せられるなと思っています」と日本映画史を踏まえ、撮り方も楽しんで制作を進めていくことを明かした。

 主演に抜てきされた上白石は、高校1年生になったばかりの15歳。オーディションでは、ミュージカルナンバーや周防監督の映画音楽を手掛ける周防義和の楽曲を歌い、ヒップホップダンスも披露。舞妓姿でのカメラテストも受け、「あか抜けないところの魅力も含め、全てが良かった」と役を得るに至った。「初めて映画で主演をさせていただいて、しかもこんなにすてきな監督の下でお芝居をさせていただけるのは、不安もたくさんあるんですけど、オーディションから一生懸命頑張ってきたので、最後まで全力で、すてきな舞妓姿を見せられるように頑張ります」と意気込みを語っている。(編集部・島村幸恵)

映画『舞妓はレディ』は5月中旬クランクインし、京都の花街を再現した特大オープンセット、京都ロケ、都内近郊ロケ、スタジオにて撮影を行い、2014年1月完成、2014年公開予定


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