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松雪泰子、初の義足&車椅子!『劇場版 ATARU』で中居と9年ぶり共演

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初の義足&車椅子に挑んだ松雪泰子
初の義足&車椅子に挑んだ松雪泰子

 女優の松雪泰子が、SMAP・中居正広主演の『劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐』に、義足の管理官役で出演することが明らかになった。松雪と中居の共演は2004年のテレビドラマ「砂の器」以来9年ぶり。本作で松雪は、アタル(中居)の能力に疑問を抱き、捜査から排除しようとする管理官・星秋穂を演じており、中居と真っ向から対立する役柄になる。

 松雪演じる星秋穂は、上司のミスで機動隊の特車にひかれて義足と車椅子の生活を強いられながら、車椅子だからと諦めずに管理官にまで上り詰めた人物。与えられた情報からアタルが事件の容疑者であると判断する一方で、沢(北村一輝)とも過去に因縁がある……というキーキャラクターであり、松雪の起用は植田博樹プロデューサーが「松雪さんに断られたら、どこかの要素を諦めてキャラクターを変えるしかなかった」とこぼすほど、熱望していたものだ。

 この役柄に挑戦するため、松雪は「義足で車椅子ということに関しては、両方とも初めての演技経験で、足がないという状態は想像するしかないので義足はどういうふうにできあがるのか、どう装着して訓練するのかなど可能な限り情報収集をしました。左足のひざ下をテーピングで固く巻いて固定してみて、体重バランスはどうなるのか実際に歩行訓練をしてみたりしました」と徹底的にリサーチ。「車椅子に慣れるまでに少し時間がかかりましたが、早く行動したいけど動けないもどかしさやイライラする感じが役柄としてとてもリアルなので、その感覚を生かしながら演じています」と役づくりを明かした。

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 また、9年ぶりの共演となる中居については「8年に一度ぐらいのペースで共演していて、同世代の友達という感覚がすごくあるので、久しぶりで本当にうれしかったです」と久々の共演を喜ぶと、「以前と変わらず、座長として周りのみんなのことを気にかけて大事にしているので、座長の中居さんについていきたいなと思っています」と張り切っている。

 クランクイン初日には、捜査本部のシーンで、足を外して机の上に置き「皆さんには、わたしの足になっていただきたい」と捜査陣を圧倒する迫真の演技を披露した松雪。初の義足&車椅子という役柄はもちろん、彼女がどのようにストーリーに絡んでくるのかにも注目だ。

 「ATARU」は、2012年4月からTBS系で放送されたテレビドラマ。サヴァン症候群に起因する特殊な能力を持った主人公が、迷宮入りしかけた難事件を解決していくミステリーで、今年1月にはスペシャル版が放送された。初の劇場版となる本作には松雪のほか、堀北真希がゲストキャラクターとして出演する。(編集部・福田麗)

『劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-』は9月14日より全国公開

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