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「攻殻機動隊」新シリーズ、発進!最高のスタッフが集結し世界進出へ!

「攻殻機動隊」新シリーズ、発進!最高のスタッフが集結し世界進出へ!
草薙素子役を務める主演声優・坂本真綾

 人気アニメ「攻殻機動隊」シリーズ最新作『攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain』の公開初日舞台あいさつにアニメーションスタジオProduction I.G.の石川光久(製作総指揮)ほか、黄瀬和哉(総監督・キャラクターデザイン)、冲方丁(シリーズ構成・脚本)、新たに草薙素子役を務める主演声優・坂本真綾、むらた雅彦(本作監督・絵コンテ)が登壇し、石川総指揮は「この新シリーズで世界に打って出る」と満場の観客を前に力強く語った。

 映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』『イノセンス』、テレビアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に続く第4の攻殻として期待の高まる新シリーズは、今後4部作で構成されていく。今回はそのいわば第1話。石川総指揮は「『攻殻』というタイトルは元来海外で評価が高い作品。ならば世界で戦える最高のスタッフを結集し、日本のアニメのすごさを世界に知らしめようというのが発想」と新シリーズ立ち上げを説明する。

 「そのときに一番大事なのはストーリー」と考えたという石川総指揮は「脚本は冲方丁以外ないと考えた」という。「マルドゥック・スクランブル」や「天地明察」で知られる冲方は「僕自身、大変影響を受けた作品だけに簡単に返事はできなかった」といいながら「石川さんに会員制レストランに呼び出され、極上の親子丼と大部の資料を目の前に積まれ、大変な熱意で口説かれたらもうやるしかないと思った」と脚本を引き受けたいきさつを語る。

 「脚本のコンセプトは、かわいい草薙素子、かっこいい荒巻大輔、かわいそうなバトー」とほほ笑みながら説明した冲方。声優陣が一新され、新たに草薙素子役を務める坂本は「かつて15歳のときに『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』で少女の義体に入った草薙素子を演じたことがある。今回の草薙役には運命を感じる」とコメント。「ただ黄瀬総監督は、まったく知らなかったようで、これもビックリ」と会場の笑いを誘った。

 本作は2027年を舞台に、公安9課創設の経緯や、謎に包まれたヒロイン・草薙素子の背景、草薙と荒巻大輔やバトー、トグサらとの出会いが語られ、『攻殻機動隊』のエピソードゼロにあたる物語が描かれる。「最高のスタッフで作った作品を最強の作品にしてくれるのはファンの方々」と締めくくった石川総指揮。「第2話」にあたる『攻殻機動隊ARISE border:2』は11月30日に公開予定という。(取材/岸田智)


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