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『レ・ミゼラブル』が2013年上半期洋画トップ!2位は『テッド』で東宝東和作品が大躍進!

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驚異的な人気を獲得し、上半期トップを飾った『レ・ミゼラブル』
驚異的な人気を獲得し、上半期トップを飾った『レ・ミゼラブル』 - (C) Universal Pictures

 2013年上半期(2012年冬公開~2013年6月公開)の洋画作品ベストテンが明らかになり、『レ・ミゼラブル』がトップを獲得、また2位は『テッド』となり、東宝東和配給作品がワンツーフィニッシュを果たした。

上半期洋画トップはもちろんこれ! 映画『レ・ミゼラブル』場面写真

 最終興行収入58億円の『レ・ミゼラブル』は、昨年12月21日に全国360スクリーンで公開され、初登場2位を記録。この頃は人気アニメ『ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット』が首位に君臨していたこともあり、これが最高位となったが、その後4週連続で2位をキープ。さらに11週連続でベスト5、最終的には13週連続ベストテン入りを果たした。

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 続く2位には、R指定テディベア映画として話題を集めた『テッド』が最終興収43億円でランクイン。1月18日に全国253スクリーンで公開されるや、各地で満席の劇場が続出し初登場1位を記録。2週目は『ストロベリーナイト』に負け2位にランクダウンしたが、3週目に1位に返り咲いた。さらに4週目も1位をキープして首位を3回獲得。最終的には9週連続ベストテン入りを果たし、「興収20億円も射程圏内」としていた配給元の予想をはるかに超える、大ヒットとなった。

 3位は『シュガー・ラッシュ』で最終興収は30億円。3月23日に全国421スクリーンで公開され、初登場1位を獲得。翌週から『DRAGON BALL Z 神と神』が3週間首位を独走したが、その間も2位をキープした。以下、4位が『007 スカイフォール』27億3,000万円。5位は『アイアンマン3』25億7,000万円。6位は『ダイ・ハード/ラスト・デイ』で20億6,000万円。7位は『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で19億1,000万円。8位は『オズ はじまりの戦い』で17億8,000万円。9位は『ホビット 思いがけない冒険』で17億円。10位は『オブリビオン』で14億円と続く。

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 1位の『レ・ミゼラブル』と2位の『テッド』、そして10位の『オブリビオン』を配給した東宝東和は、上半期の累計興収が105億3,711万7,526円に達した。『メン・イン・ブラック3』『スノーホワイト』『バトルシップ』の3本がランクインを果たした昨年上半期比で、およそ166パーセントの大躍進。邦洋配給会社13社のうち、東宝、東映に次ぐ上半期100億円超えを達成し、3位にランク入りした。

 また『シュガー・ラッシュ』を配給したディズニーも、『アイアンマン3』『オズ はじまりの戦い』と3本がベストテン入りし、累計興収76億5,650万8,000円を記録。ベストテン入り作品は『リアル・スティール』1本だけだった昨年対比で、約268パーセントとなった。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

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