夏の興行収入、史上最高を記録

全米ボックスオフィス考

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この夏の映画界を盛り上げた2作
この夏の映画界を盛り上げた2作 - (C)& TM 2026 MARVEL, (C) 2026 UNIVERSAL STUDIOS

 先週末(9月11日~9月13日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、サンドラ・ブロックニコール・キッドマン共演の映画『プラクティカル・マジック/魔女たちの秘密』が興行収入3,000万2,526ドル(約47億円)で初登場1位に輝いた。6週にわたって首位の座を守ってきた『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、7週目にワンランクダウンの2位となった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)

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 『プラクティカル・マジック/魔女たちの秘密』は、サンドラとニコールが美しき魔女姉妹を演じた『プラクティカル・マジック』の28年ぶりの続編。前作のオープニング興収は1,310万4,694ドル(約20億円)と控えめだったが、月日を経てカルト的な人気を誇るようになり、続編では配給のワーナー・ブラザースのほぼ予想通りの興収を上げた。

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 また、Rentrakによると、今年のサマーシーズン(5月から9月の第1月曜日の祝日レイバー・デーまで)の興行収入は、『アイアンマン3』『怪盗グルーのミニオン危機一発』『マン・オブ・スティール』などが公開された2013年の47億5,500万ドル(約7370億円)を上回り、史上最高となる47億6,000万ドル(約7,378億円)を記録したという。インフレ調整はされておらず、今年のサマーシーズンの方が若干長かったという但し書きは付くものの、映画界にとって非常に明るいニュースだということに変わりはないだろう。

 5月から4か月にわたって毎月興収が10億ドル(約1,550億円)を突破したのも、史上初めてのことだ。『プラダを着た悪魔2』『トイ・ストーリー5』など人気シリーズの新作を皮切りに、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』と『オデュッセイア』という破格の大ヒット作がマーケットをけん引しただけでなく、『オブセッション 災愛』『バックルームズ』といったZ世代を熱狂させて予想を上回るヒットとなった作品が次々登場したことが快挙につながった。

 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の累計興収は9億3,518万1,631ドル(約1,450億円)で、歴代全米興収ランキング1位の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)を抜くまであと148万ドル(約2億3,000万円)に迫っている。世界興収は歴代3位となる24億5,143万2,584ドル(約3,800億円)だ。

 『オデュッセイア』の世界興収は16億8,555万6,025ドル(約2,613億円)となり、『ジュラシック・ワールド』超えてユニバーサル・ピクチャーズ史上最大のヒット作となった。同作は、IMAX興収が5億ドル(約775億円)を超えた初の作品にもなっている。(編集部・市川遥)

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9月11日~9月13日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『プラクティカル・マジック/魔女たちの秘密』
2(1)『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
3(2)『オデュッセイア』
4(初)『ランナー(原題) / Runner』
5(3)『コヨーテVSアクメ(原題) / Coyote vs. Acme』
6(7)『バディ(原題) / Buddy』
7(5)『インシディアス:アウト・オブ・ザ・ファーザー(原題) / Insidious: Out of the Further』
8(初)『ジ・アップライジング(原題) / The Uprising』
9(初)『ホープ(原題) / Hope』
10(4)『バイ・エニー・ミーンズ(原題) / By Any Means』

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