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『共喰い』菅田将暉、母からの手紙に感激…

『共喰い』菅田将暉、母からの手紙に感激…
母からの手紙に感激の表情を見せた菅田将暉

 俳優の菅田将暉が7日、新宿ピカデリーで行われた主演映画『共喰い』初日舞台あいさつに登壇し、母親からの手紙に感激の表情を見せた。この日はほかに、木下美咲、篠原友希子、光石研、田中裕子、青山真治監督が出席した。

 田中慎弥による芥川賞受賞作を映画化した本作。満席の場内を見渡した青山監督は「僕は雨男なんで、いつもの舞台あいさつだと『お足元が悪い中……』とあいさつすることが多いんですが、本日は晴天で。新宿ピカデリーも満員で、晴れがましい気持ちでいっぱいです」と晴れやかな表情を見せた。

 昭和の終わり、山口県下関の田舎町を舞台にした本作で、菅田は乱暴なセックスにふける父への嫌悪感を覚えると同時に、自分にもその忌まわしい血が流れていることに深い苦悩を抱く男子高校生を好演している。そんな本作にちなみ、サプライズで菅田の母親からの手紙が読み上げられることとなった。

 「菅田将暉さま」と始まるその手紙には、「あなたが2、3歳くらいだったと思うのですが、女の子のような顔立ちでニコニコとかわいく、愛想よく振る舞っていたころ、友人の披露宴会場のテーブルの脇で、主役でもないのに、まるで主役のように楽しそうに踊っていたことがあり、その様子を見たお父さんが『将来、俳優にさせよう』と言っていたことを思い出しました。お父さんはそのことをすっかり忘れていたようですが、あなたが生まれて間もないころから今のあなたの姿を夢に描いていたのかもしれません」と書かれており、さらに「16歳で親元を離れ、丸4年。親のわたしたちもわからないような苦労や努力の積み重ねで、弱冠20歳にしてこのような晴れの大きな舞台に立たせていただき、あなたの生みの親でいられること本当にうれしく思います」と母親としての喜びがつづられていた。

 うつむきながら、そしてかみしめるように母の言葉に耳を傾けていた菅田は、「最近、父と母が昔の写真を送ってくることが増えていて。そういうのを見ていると、愛されて育ったんだなと思いました」としみじみ。そんな菅田に対して「泣くぞ~!」と青山監督がちゃかす一幕もあり、そんなやりとりに会場は笑いに包まれた。(取材・文:壬生智裕)

映画『共喰い』は新宿ピカデリーほか全国公開中


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