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『サウンド・オブ・ミュージック』の男爵夫人 エリノア・パーカーさんが死去

『サウンド・オブ・ミュージック』の男爵夫人 エリノア・パーカーさんが死去
ご冥福をお祈り申し上げます - エリノア・パーカーさん - ABC Photo Archives / ABC via Getty Images

 アカデミー賞で3度のノミネーションに輝いた女優のエリノア・パーカーさんが肺炎の合併症で亡くなった。91歳だった。

 エリノアさんは、映画『サウンド・オブ・ミュージック』で、クリストファー・プラマー演じるフォン・トラップ大佐の恋人である男爵夫人エルザを演じていたことで知られる。また、1950年代には『女囚の掟』『探偵物語』『わが愛は終りなし』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた経歴の持ち主だ。

 The Hollywood Reporterによると、脚本家のウィリアム・ルドウィグはエリノアさんの伝記の中に、「観客は違う衣装を着たり、違う場所に住むエリノアさんを見るために映画館に足を運ぶのではなく、彼女がどんな女性をつくり上げたのかを見るために行ったものだ」と書くほど、エリノアさんは役になりきることで有名だったという。

 また、ダグ・マクレランドが書いた彼女の伝記本「エリノア・パーカー:ウーマン・オブ・ア・サウザンド・フェイシズ(千の顔を持つ女性)」では、自分のスチール写真を見ても自分には見えないと語ったほど、役になりきっていたよう。「わたしが見ても自分の写真がイングリッド・バーグマンやマーナ・ロイ、ジョーン・フォンテイン、エリノア・パウエルに見えたりするわ。どの写真を見てもわたしの顔をしたものはない。でも、それって素晴らしいことだと思うの。どんな女性でも自分については謎を残しておきたいものじゃない?」と語っていた。

 エリノアさんの最後の出演作は、1991年のテレビ映画「デッド・オン・ザ・マネー(原題) / Dead on the Money」だ。(澤田理沙)


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