『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』が全米1位の大ヒット!アニメ史上最高の出足
全米ボックスオフィス考

先週末(9月12日~9月14日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が予想を大幅に上回る興行収入7,061万1,098ドル(約106億円)を上げて首位デビューを果たした。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
【画像】チャニング・テイタム、12歳の娘と『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』LAプレミアに
これは、アニメ映画史上最高のオープニング興収。同作に抜かれるまで26年間王座を守ってきたのは、全米では1999年に公開された『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』(オープニング興収3,103万6,678ドル・約47億円)だった。
「鬼滅の刃」に関しては、全米では2021年に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のオーニング興収は2,123万4,994ドル(約32億円)、2024年公開の『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』のオープニング興収は1,150万5,414ドル(約17億円)であり、そこから大幅なジャンプアップとなった。
また、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は今年公開のアニメーション映画としても、ドリームワークス・アニメーション作品やピクサー作品を抜いて最高のオープニング興収を記録した。字幕版と、チャニング・テイタムらが参加した英語吹き替え版の2パターンで上映されている。世界興収は3億5,357万5,074ドル(約530億円)となっている。
このほかの初登場組では、人気ドラマの劇場版完結編『ダウントン・アビー:ザ・グランド・フィナーレ(原題) / Downton Abbey: The Grand Finale』が興収1,810万7,405ドル(約27億円)で3位、スティーヴン・キングの小説「死のロングウォーク」を実写映画化した『ザ・ロング・ウォーク(原題) / The Long Walk』が興収1,170万3,621ドル(約18億円)で4位デビュー。再上映となった『トイ・ストーリー』と『サウンド・オブ・ミュージック』がそれぞれ5位と10位にランクインした。(編集部・市川遥)
9月12日~9月14日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
2(1)『死霊館 最後の儀式』
3(初)『ダウントン・アビー:ザ・グランド・フィナーレ(原題) / Downton Abbey: The Grand Finale』
4(初)『ザ・ロング・ウォーク(原題) / The Long Walk』
5(初・再上映)『トイ・ストーリー』
6(3)『ウェポンズ(原題) / Weapons』
7(2)『ハミルトン』
8(4)『シャッフル・フライデー』
9(初)『スパイナル・タップ2:ジ・エンド・コンティニューズ(原題) / Spinal Tap II: The End Continues』
10(初・再上映)『サウンド・オブ・ミュージック』


