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永瀬正敏、感無量!台湾野球映画に日本の観客も熱狂のスタンディングオベーション!

永瀬正敏、感無量!台湾野球映画に日本の観客も熱狂のスタンディングオベーション!
日本での上映に喚起の表情を見せたウェイ・ダーション(エグゼクティブ・プロデューサー)、脚本監修・林海象監督、永瀬正敏 - 写真:中山治美

 第9回大阪アジアン映画祭が7日、大阪・梅田ブルク7で開幕し、オープニング作品の台湾映画『KANO』(マー・ジーシアン監督)が上映された。同作品は現在台湾で大ヒットを記録しているが海外上映は初めて。

 作品は日本統治下時代の1931年に、嘉義農林高校が日本人・台湾人・先住民の混成チームで甲子園初出場を果たした軌跡を描くもの。この日の会場には、俳優の永瀬正敏が演じた、嘉農(KANO)野球部をスパルタ式で鍛え上げた松山商業出身の近藤兵太郎監督の家族が客席で見守った。さらに舞台あいさつには、脚本監修を手掛けた林海象監督も駆けつけた。

 林監督と永瀬は、「私立探偵 濱マイク」シリーズでの名コンビで知られるが、『KANO』の製作総指揮と脚本を手掛けたウェイ・ダーション監督とも旧知の仲。そこで物語の9割を占める日本語セリフのリライトを担当したという。林監督は「もともとの脚本も良かったが、映画的な部分で多少書き直しました。日本人俳優のセリフは全部わたしの責任です。悪かったらわたしに文句を言って来てください」と訴え、観客の笑いを誘っていた。

 映画は3時間5分に及ぶ大作で、1931年の嘉義市の街並みをロケセットで再現しただけでなく、日本円にして約5,000万円をかけて甲子園球場まで作ってしまった。そこでリアリティーを追求した野球シーンを撮影。ウー・ミンジエ投手役のツァオ・ヨウニンは、先ごろ台湾で行われた全国大学野球大会で所属大学が優勝を果たすという実力者だ。

 フィクションの世界とはいえ彼らが劇中で流す本物の涙と汗に胸を打たれた観客が続出し、終わってみれば会場はスタンディングオベーションの大熱狂に包まれた。その御礼とばかりにマー監督ら出演者は劇場外に一列で並び、観客一人一人を見送るという映画祭ならではの温かい交流シーンも生まれた。永瀬は「ここにいる僕の生徒たち、監督、プロデューサーは僕の誇りです」と胸を張った。(取材・文:中山治美)

映画『KANO』は2015年日本公開予定
第9回大阪アジアン映画祭は3月16日まで大阪市内各所で開催


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