ADVERTISEMENT

19年間殺人の冤罪を被った元ボクサー、ルービン・カーターさんが死去

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ルービン・カーターさん
ルービン・カーターさん - Paul Kane / Getty Images

 元プロボクサーのルービン・カーターさんが、現地時間20日の朝、前立腺がんによる合併症のためカナダ・トロントの自宅で亡くなったことがわかった。76歳だった。NYTimes.comほか複数のメディアが報じた。

ルービン・カーターさんの半生を描いた映画『ザ・ハリケーン』場面写真

 ルービンさんは、1960年代にプロボクサーとして活躍。しかし1966年にニュージャージー州で男性2人と女性1人が銃殺された事件の容疑者として逮捕され、有罪判決を下された。1985年に最高裁で無罪を勝ち取り釈放されるまで、19年も無実の罪で刑務所に入れられていた。ルービンさんはその後、同じく冤罪(えんざい)を被った人たちを救うためのNPOを立ち上げ活動していた。

 ルービンさんの半生は、1999年に『ザ・ハリケーン』というタイトルで映画化。デンゼル・ワシントンが主演し、第72回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。そのほか、ボブ・ディランも楽曲「ハリケーン」で彼のことを歌っている。(編集部・井本早紀)

ADVERTISEMENT
  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT

おすすめ映画

ADVERTISEMENT

人気の記事

ADVERTISEMENT

話題の動画

ADVERTISEMENT

最新の映画短評

ADVERTISEMENT