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町のビデオ屋が一念発起!情熱で撮り上げた関西発ヒーロー映画が東京進出へ!

町のビデオ屋が一念発起!情熱で撮り上げた関西発ヒーロー映画が東京進出へ!
関西から人情系ヒーロー映画がやって来た! 『拳銃と目玉焼』都内進出間近! - (C)「未来映画社」

 とある町のビデオ屋が一念発起、8万円のカメラと情熱で撮り上げた、関西発の自主映画の東京進出が間近に迫っている。映画のタイトルは『拳銃と目玉焼』。ひょんなことから胸の内に秘めていたヒーロー願望に火が付いた、心優しい内気な中年男が、ひそかに思いを寄せる女性のため戦いに挑む姿を描いた、まさに正統派ヒーロー映画ともいえる一本だ。

 メガホンを取ったのは、京都市伏見区で幼稚園や結婚式のビデオ撮影業を営む安田淳一。監督・脚本・撮影・照明・編集を一人で務め、3年がかりで作り上げた。主演は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で審査員特別賞を受賞した映画『大拳銃』の小野孝弘。沙倉ゆうの、矢口恭平などの若手に加え、紅萬子、田中弘史、多賀勝一といったベテランに戸田都康、ゆうき哲也など関西を拠点に活動する役者たちが出演する。

 劇中には、中年男がヒーローとなるべく夜な夜なプロテクターや武器をインターネットで購入、趣味のプラモデルの腕を生かしてマスクを自作するシーンなど、ヒーロー願望を捨てきれない男ゴコロをくすぐる描写が満載。さえない中年男とその周囲の人々をめぐる人間ドラマを、関西らしい人情味あふれるテイストで描いた内容が思わず涙を誘う。

 「やりたいことをやらんとあかん」と走り始めた安田監督に、妥協の二文字はなかった。他人に依頼した脚本がイメージに合わないとなれば、自ら毎朝4時に起床してその日分のシナリオを書き、撮影になだれこむ。撮り直しや追加撮影にも二の足を踏むことはなく、膨れ上がっていく予算に、監督の会社も倒産しかけたという。

 ようやく完成にこぎ着けた後も、業者に頼らず、劇場にかけるため自ら全国のミニシアターを行脚。無名監督の作品とあって最初は断られたが、ポツポツと上映可能の返事が舞い込むようになると、観客を呼び込むため、映画製作と宣伝配給を手掛けるプロジェクト「未来映画社」まで立ち上げてしまった。町のビデオ屋が、商業映画を製作し劇場に配給するまでになる……。壮大な実験に挑んだともいえる本作の来たるべき東京進出を楽しみに待ちたい。(編集部・入倉功一)

映画『拳銃と目玉焼』は京都・元立誠小学校特設シアターで25日まで上映(連日18:50~)東京都内にて初夏上映予定


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