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浅野忠信&二階堂ふみ、モスクワW受賞に歓喜の会見!トロフィーを手に感無量!

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モスクワ映画祭のトロフィーを手にする浅野忠信と二階堂ふみ
モスクワ映画祭のトロフィーを手にする浅野忠信と二階堂ふみ

 俳優の浅野忠信(40)と二階堂ふみ(19)が30日、第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞と最優秀男優賞をダブル受賞した主演映画『私の男』の緊急記者会見に出席した。メガホンを取った熊切和嘉監督は、仕事の都合により台湾の台北からスカイプで会見に参加し、喜びを語った。

浅野忠信&二階堂ふみ会見フォトギャラリー

 神山征二郎監督作『ふるさと』(1983)の加藤嘉以来31年ぶり2人目の最優秀男優賞を受賞した浅野は、「世界的な映画祭で認められ、評価されたことがすごくうれしい。役者としてどこまでできるか、どこまで持続できるか、いいチャンスをいただいた」と喜びを表現。30代は俳優としてもがき苦しんだといい、「40歳を迎え、再スタートを切るということで、この作品に懸けていました。監督やスタッフに生意気な態度もとりましたが、それくらい強い思い入れがあって、自分と向き合うことができた」と振り返った。

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 また、共演の二階堂に対しては、「ふみちゃんがいなかったら成立する役じゃなかった。ただならぬ存在感とあふれる力を感じた」と絶賛。これに対して二階堂は、「役の関係性を保ちながら撮影中も過ごしたので、それが画面を通して出ていたと思います。映画人として、言葉ではなく、背中でいろいろ学ばせていただきました」と俳優・浅野忠信の素晴らしさをたたえた。

 一方、スカイプを通じて会見に臨んだ熊切監督は、受賞の知らせをタクシーの中で聞いたと明かし、「うれしくて車内で叫んでしまい、運転手さんをビックリさせてしまいました」と満面の笑顔。新藤兼人監督『生きたい』(1999)以来15年ぶりの快挙を、「今後はより覚悟を持って丁寧に映画を撮っていきたいですね」と謙虚に受け止めている様子だった。また、話が浅野と二階堂の演技におよぶと、「浅野さんおめでとう! それから、作品賞はみんなでとったもの。だから、二階堂さんもおめでとう!」と二人をねぎらった。なお、会見前には、現地から到着したトロフィーの授与式があり、浅野には最優秀男優賞の銀のトロフィーが、二階堂には、代表として最優秀作品賞の金のトロフィーが、それぞれプロデューサーから渡された。

 本作は、直木賞作家・桜庭一樹のベストセラー小説を映画化したラブストーリー。孤児となった少女(二階堂)と、彼女を引き取ることになった男(浅野)の禁断の関係を描く。(取材:坂田正樹) 

映画『私の男』は新宿ピカデリーほかにて全国公開中

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