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『踊る』本広監督、「パトレイバー」実写版の監督候補だった!

『踊る』本広監督、「パトレイバー」実写版の監督候補だった!
押井守総監督と“押井マニア”な本広克行監督

 24日、押井守総監督がホストを務める、『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第3章』公開記念トークイベント「第3回マモルの部屋」が新宿ピカデリーで行われ、「踊る大捜査線」で知られる本広克行監督がゲストとして来場し、実写版「パトレイバー」の監督候補だったことを明かした。

 常々、「踊る大捜査線」は「機動警察パトレイバー」に多大なる影響を受けたと公言してきた本広監督。彼のパトレイバー好きは筋金入りで、実は押井版に先んじて、2001年ごろに実写版「パトレイバー」の監督候補だったこともあったのだとか。「特撮監督が樋口真嗣、音楽が川井(憲次)さんで、パイロットフィルムも作りました」と切り出した本広監督だったが、「だったのに……。どういうことですか!? おかしいでしょ!」と押井総監督に詰め寄ってみせて、会場を笑わせた。

 「(今回の監督候補として)本広君の名前は入っていました。でも、新人の若手映画監督をなんとか一人前にしたかったから」と返した押井総監督は、「それに本広君がパトレイバー好きなのは知っていたから意外性がない。だから興味がない人にやらせたかった」とその理由を明かす。それを聞いた本広監督も「僕は押井作品を研究し尽くしているので、監督補佐とか演出助手として入れておけば役に立ったのになぁ」と残念がるも、「実写版『パトレイバー』のシーズン2があるなら、全話、監督したい。僕は連ドラで鍛えられたアスリートですから」と猛烈なアピールを行った。

 押井作品の特徴として「男子校的な偏った閉塞感」「シリアスと笑いの緩急あるバランス」「セリフ、音楽、シーン構成のカットアウト感」があると分析する本広監督は、それらを踏まえて語られる押井監督の演出論に、マニアとして深い感銘を受けた様子。「ずっと考えていたんですけど、押井さんは来年公開予定の映画版で(初期OVAシリーズの中でも名作の誉れ高い)『二課の一番長い日』を作っているんじゃないかと思っているんですよ。あれはダンディズム、ギャグのバランスが絶妙ですからね」という本広監督の推理コメントに、押井総監督もニヤリ。「僕に言ってもダメだよ」と付け加える一幕もあった。(取材・文:壬生智裕)

『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第3章』は7月12日より新宿ピカデリーほか2週間限定で上映中


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