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日本は負けていなかった、F1日本GPでラウダと戦った長谷見昌弘

日本は負けていなかった、F1日本GPでラウダと戦った長谷見昌弘
ニキ・ラウダの思い出を語った元レーサーの長谷見昌弘

 伝説のF1ドライバー、ジェームス・ハントとニキ・ラウダの熱い絆を描いた映画『ラッシュ/プライドと友情』のブルーレイ&DVD発売記念記者会見が4日、都内で行われ、実際に1976年F1日本GPに出場し、ハントやラウダと同じレースを走った元レーサーの長谷見昌弘が出席した。

 長谷見は劇中にも登場する1976年富士スピードウェイでの「F1世界選手権イン・ジャパン」に日本人ドライバーとして星野一義、高原敬武、桑島正美らと共に出場。予選1回目に4位のタイムを記録し、1位ハント、2位ラウダを追い、ポールポジションを狙った予選2回目で大クラッシュを起こすも、決勝では完全とは程遠いマシンで11位完走を果たした。

 当時の日本のF1を「日本勢はみんな素人集団だと思われていたけど、僕は当時から日本は(世界に)負けていなかったと思っている」と振り返った長谷見。予選2回目でのクラッシュについては「タイヤのグリップがあまりにも良すぎてサスペンションが折れてしまった。僕自身経験がなかった」と述べ、当時のF1が今ほど安全性が高くなかったゆえに「(クラッシュのときは)もう終わったと思った。ガードレールに向いたところで死んだと思った」としみじみ。奇跡的に無傷で助かったのは「普段の行いがよかったから」と笑顔を見せた。

 本作を観て「当時のマシンをよくそろえたなと思った。主人公の二人もそっくり」という感想を持ったといい、ラウダのことは今でもとても尊敬していると告白。「レースの当日、ラウダは全チームのピットを回って各マシンをチェックしていた。日本のところも見にきた。ほかは誰も来なかったのに。みんな(日本を)バカにしていたからね。彼だけだった。大したもんだなと思った」と賛辞。「ちらっと実際の富士のスタンドの様子が映るんですけど、よくお客さんが入っていた。今もああだといいのにね」と希望を口にしていた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『ラッシュ/プライドと友情』のブルーレイ&DVDは発売中


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