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74歳アル・パチーノ、人生を語る「何一つ後悔していない」【第71回ベネチア国際映画祭】

74歳アル・パチーノ、人生を語る「何一つ後悔していない」
これで74歳! - アル・パチーノ

 俳優のアル・パチーノが現地時間30日、第71回ベネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に出品されている映画『ザ・ハンブリング(原題) / The Humbling』の公式会見に出席し、人生について語った。

 本作は、抑うつ状態に陥り引退を決意した有名俳優が、自由奔放な年下の女性との出会いをきっかけに新たな人生を生きようと奮闘する姿を描いた作品。自身のなりわいでもある俳優役についてアルは「たくさんの劇団の俳優が、酒やドラッグに溺れているんだ。もしも自分が望む通りに演技ができなくなってしまったら、それはもちろん落ち込む原因になってしまうと思う。そんなところに共通点を見いだして演じたんだよ」と話した。

 アル自身は、演じたキャラクターとは違って抑うつ状態とは無縁のようで「人生は楽しいことばかりじゃないからね。つらいことも悲しいこともたくさんある。でもそれが自分の人生だ。今振り返ればいろんなことがあったが、何一つ後悔していないし、愛する家族や友人がいる。人生は全てが素晴らしくて最高の旅なんだ」とにっこり。

アル・パチーノとバリー・レヴィンソン監督
まだまだ現役! - バリー・レヴィンソン監督とアル・パチーノ

 今回のベネチア映画祭には本作以外にも主演作『マングルホーン(原題) / Manglehorn』がコンペティション部門に選出されているほか、今後も本作のバリー・レヴィンソン監督の新作に出演することが決まっており、74歳の今もエネルギッシュに俳優活動を続けている。アルが「俳優にとって大切なのは、演技への欲求と情熱。それがある限り、俺はずっと俳優を続けたい」と語ると、会場から温かい拍手が送られた。

 有名俳優がうつ状態になり自殺未遂まで起こしてしまうというストーリーの本作だが、8月11日にはロビン・ウィリアムズさんが自ら死を選ぶという悲劇がハリウッドで実際に起きてしまった。映画『グッドモーニング,ベトナム』でロビンさんに初めてのゴールデン・グローブ賞をもたらしたレヴィンソン監督は「本当に悲劇だと思っている。彼は素晴らしく、とても繊細な男だった。素晴らしいユーモアを持っていたし、最高の人間だった」と名優の死を悼んでいた。(編集部・森田真帆)

第71回ベネチア国際映画祭は現地時間9月6日まで開催


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