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河瀬直美監督、現地入りがキャンセルに…航空会社ストの影響で - 第62回サンセバスチャン国際映画祭

河瀬直美監督、現地入りがキャンセルに…航空会社ストの影響で - 第62回サンセバスチャン国際映画祭
河瀬直美監督 - 画像は7月に撮影されたもの

 スペインで開幕中の第62回サンセバスチャン国際映画祭に参加予定だった河瀬直美監督の現地入りが、15日から始まったエールフランス航空パイロット組合によるストライキの影響により、キャンセルとなってしまったことがわかった。

 バスク地方にあるサンセバスチャンには、スペイン国内からサンセバスチャン空港か、欧州各都市からエールフランス航空かルフトハンザ航空で近隣のビルバオ空港に到着するのが王道の旅程だ。つまりエールフランス航空は非常に重要な交通手段の一つであるため、相次ぐ欠航により19日から開始した映画祭側も対応に大わらわ。他空港会社への乗り換えや、列車や長距離バスで長時間かけてようやく現地入りした記者たちも多かった。

 河瀬監督もパリでの仕事の合間を縫って、本年度の国際映画祭での話題作を上映するパールズ部門で映画『2つ目の窓』が招待上映される22日に、舞台あいさつを行う予定だった。しかし日本発のパリ便に欠航が出てしまい、振り替え便では舞台あいさつに間に合わないこともあってやむなくキャンセルに。同映画祭では2010年に河瀬監督のドキュメンタリー映画『玄牝 -げんぴん-』が国際批評家連盟賞を受賞するなど、監督の人気が高いだけに、再会を楽しみにしていた映画祭関係者からも残念がる声が上がっていた。

 そのほかにも、今年からサンセバスチャン国際映画祭とパートナーシップを結んだ東京ごはん映画祭(10月10日~24日、東京・表参道ヒルズなどで開催)の関係者も現地入りが遅れている。料理映画部門「キュリナリー・シネマ」での最優秀作品を、東京ごはん映画祭でアジア最速プレミア上映することになっており、今後の審査に影響が出ることが予測される。

 エールフランス航空は、オフィシャルスポンサーを務めているカンヌ国際映画祭の期間中でも容赦なくストを決行することで知られている。ストは労働者の権利だけに致し方ないが、何か月も前から準備していたスタッフや楽しみにしていたファンにとってはしこりの残る結果になってしまった。(取材・文:中山治美)

第62回サンセバスチャン国際映画祭は9月27日まで開催


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