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人気声優・玄田哲章『トランスフォーマー』試写会は「毎回怖い」とポロリ

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オプティマスといえばこの人! 玄田哲章
オプティマスといえばこの人! 玄田哲章

 洋画専門CS放送ザ・シネマで「トランスフォーマー」シリーズの生誕30周年を記念した特別番組や映画シリーズが放送されることを受け、アニメ版からハリウッド実写版に至るまで、一貫してオプティマスプライム(コンボイ)の声を担当してきた声優の玄田哲章が、都内で行われた取材会に出席。この道42年のベテランながら、実写版の試写会について「毎回怖い……」と弱音をこぼした。

 マイケル・ベイ監督が手掛け、世界中で大ヒットをおさめた映画版は、金属生命体である巨大なトランスフォーマーの善の軍団「オートボット」と悪の軍団「ディセプティコン」による、人類を巻き込んだ激闘を壮大なスケールで描くSFアクション大作。

 玄田は、正義感にあふれ仲間からの信頼も厚いオートボットの総司令官オプティマスの声を全作で担当しているが、録音中は画がなく、音を頼りにするしかないと告白。「スタジオにだけでも、ちゃんとした映像を送ってほしいと言ったこともあるが、全世界これでやっていますと言われた」と明かし、「試写会で観て、初めて『あぁこういうシーンだったのか!』とわかるから、毎回試写会が怖くてね。非常にやりづらい」とこぼした。

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 また玄田は、声優業界の変改についても言及。以前は、「この俳優の吹き替えはこの声優」というようにほぼキャストが決まっていたというが、近年、同じ俳優でも作品によって声優が変わるといい、その理由を「ダスティ・ホフマンのような、役によってガラッと(イメージが)変わる性格俳優が出てきてから」と分析。

 またさらに、テレビ局によって起用したい声優やタレントが違う状況もあるというが、玄田自身は「今はそういう風潮になっている」と受け入れている様子。そして、そんな中にあっても、オプティマスや玄田の持ち役であるアーノルド・シュワルツェネッガーのイメージが変わらないことについて、「良かったですね」と安堵(あんど)の表情を見せていた。(取材・文:鶴見菜美子)

オリジナル特番「トランスフォーマー一挙放送特番」は洋画専門CS放送ザ・シネマにて12月1日20時30分より放送
映画『トランスフォーマー』シリーズは同局で12月に字幕版、1月に日本語吹き替え版で3作一挙放送

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