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中谷美紀の流ちょうな英語スピーチに拍手喝采 アジアのアカデミー賞で受賞

中谷美紀の流ちょうな英語スピーチに拍手喝采 アジアのアカデミー賞で受賞
中谷美紀のスピーチに会場からは拍手が沸き起こった

 女優の中谷美紀が、現地時間25日にマカオで行われた「第9回アジア・フィルム・アワード(以下、AFA)」セレモニーに出席。優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、アジア映画界・アジア文化における業績と貢献をたたえる「Excellence in Asian Cinema Award」を受賞し、流ちょうな英語でスピーチを披露した。会場にいたアジア各国の映画関係者から大きな拍手が沸き起こった。

 AFAは、2007年に開始したアジア映画を対象とした映画賞。2013年からは、香港国際映画祭、釜山国際映画祭、東京国際映画祭が提携して創設したアジア・フィルム・アワード・アカデミーが主催しており、各映画祭と連動。アジアの映画関係者を表彰し、スポットライトを当てることでアジア映画ファンの創出、世界へのアジア映画の振興、文化交流などを行っている。

 シックな黒のドレス姿で登壇した中谷は、AFAを運営する各映画祭の代表3名からトロフィーを受け取り、日本語を含めた各国語であいさつした後に英語でスピーチ。「娯楽の多様化により、映画を取り巻く環境は年々厳しくなってきてはおりますが、それでもまだ、映画を通じて伝えられることはあるのだと信じて、今後もお客さまの心に届く作品を作り続けたいと思います。最後に、政治的に緊張関係にある国家間でも、映画という共通言語を持ってお互いに理解を示すことができるようになることを心よりお祈りしつつ、感謝の言葉にかえさせていただきます」と述べた。

 また日本勢では、池脇千鶴が『そこのみにて光輝く』で最優秀助演女優賞を受賞。香港の俳優アンソニー・ウォンからトロフィーを手渡され、「少ない人数と予算で、大事に作った小さな作品がこんな大きな舞台にまで来させてくれて、心から感謝申し上げます。この賞を宝物にします」と喜びを明かしていた。

 そのほか、主演女優賞にノミネートされていた宮沢りえが助演男優賞のプレゼンターを務めるなど、日本からも多くの映画関係者が出席。今年の最優秀作品賞はロウ・イエ監督の『推拿(原題)』(中国:日本未公開)が受賞した。(編集部・井本早紀)

「第9回アジア・フィルム・アワード」受賞結果は以下の通り。

最優秀作品賞:『推拿(原題)』(中国:日本未公開)
最優秀監督賞:アン・ホイ 『黄金時代』(香港・中国:第27回東京国際映画祭にて上映)
最優秀男優賞:リャオ・ファン 『薄氷の殺人』(中国)
最優秀女優賞:ペ・ドゥナ 『私の少女』(韓国)
最優秀新人賞:チャン・ホエウェン 『妻への家路』(中国)
最優秀助演男優賞:ワン・チーウェン 『黄金時代』(香港・中国:第27回東京国際映画祭にて上映)
最優秀助演女優賞:池脇千鶴 『そこのみにて光輝く』(日本)
最優秀脚本賞:ディアオ・イーナン 『薄氷の殺人』
最優秀撮影賞:ツェン・ジアン 『推拿(原題)』(中国:日本未公開)
最優秀美術賞:リュウ・チン 『一歩之遙(原題)』(中国:日本未公開)
最優秀音楽賞:マイキー・ミクリアリー 『Margarita, With A Straw(英題)』(インド:2015年日本公開予定)
最優秀編集賞:ギャレス・エヴァンス 『ザ・レイド GOKUDO』 (インドネシア)
最優秀視覚効果賞:リック・サンダー、クリストフ・ゾーリンジャー 『一歩之遙(原題)』
最優秀衣装賞:ウィリアム・チョン 『一歩之遙(原題)』
Excellence in Asian Cinema Award:中谷美紀(日本)
Lifetime Achievement Award:イム・グォンテク(韓国)


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