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スピルバーグも絶賛!真田広之、海外での快進撃のワケ

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ハリウッド俳優・真田広之の地位を確立!
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 スピルバーグ製作総指揮の最新ドラマ「エクスタント」に出演している日本人俳優・真田広之の、海外での快進撃が止まらない。その理由を検証してみた。

 トム・クルーズ渡辺謙と共演した2003年のハリウッド映画『ラスト サムライ』を皮切りに、海外での仕事に比重を置くようになった真田。名匠ジェームズ・アイヴォリーの『上海の伯爵夫人』や『最終目的地』、ジャッキー・チェン主演の『ラッシュアワー3』など、脇役ながらもコンスタントに話題作への出演をこなした後、日本を舞台にした『ウルヴァリン: SAMURAI』では悪役としてヒュー・ジャックマンの向こうを張り、「忠臣蔵」を題材にしたキアヌ・リーヴス主演の『47 RONIN』では大石内蔵助を熱演。日本軍の捕虜だったイギリス人と日本人通訳の和解を描いた『レイルウェイ 運命の旅路』ではオスカー俳優コリン・ファースと共演するなど、ここ数年は着実に国際的な名声と地位を高めている。

 また、映画の傍ら「LOST」や「リベンジ」などの人気ドラマでも活躍。最新作「エクスタント」では、以前から別の企画で何度も会っていたスティーヴン・スピルバーグ本人の推薦で、オスカー女優ハル・ベリーふんする女性宇宙飛行士モリーが体験する不可思議な現象のカギを握る日本人実業家ヤスモト、という重要な役柄を演じた。

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 かつて「LOST」出演の際には、自分の役柄について製作陣と入念な話し合いを行ったと語っていたが、そうした彼の熱心で真摯(しんし)な姿勢が作り手の大きな信頼を得た結果なのだといえよう。また、キアヌ・リーヴスが「人間的な面でも素晴らしい」と称賛していたように、共演者からの評判もすこぶる高い。競争の激しい国際舞台では俳優として実力があるのは当たり前、人として周囲から尊敬され愛されることも大切なのかもしれない。

 晩年のシャーロック・ホームズを主人公にした映画『ミスター・ホームズ(原題) / Mr. Holmes』では、名優イアン・マッケランとの共演も実現。今後も日本が世界に誇るスターとして、真田広之の活躍から目が離せない。(文・なかざわひでゆき)

スピルバーグ製作総指揮「エクスタント」WOWOWプライムにて4月4日スタート(全13話※第1話無料放送)

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