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時代劇・初主演の阿部サダヲ×瑛太×妻夫木聡で江戸中期の実話を映画化

時代劇・初主演の阿部サダヲ×瑛太×妻夫木聡で江戸中期の実話を映画化
豪華競演が今から楽しみすぎる…妻夫木聡×阿部サダヲ×瑛太

 俳優の阿部サダヲが、磯田道史の著書「無私の日本人」(文藝春秋)の一編「穀田屋十三郎」を映画化する時代劇『殿、利息でござる!』(2016年初夏公開)に主演することが決まった。共演は、瑛太と妻夫木聡という豪華な顔ぶれ。撮影は7月6日から8月末まで山形や宮城ほかで行われる予定で、映画『予告犯』『白ゆき姫殺人事件』などの中村義洋が監督する。

 本作は、江戸中期の仙台藩・吉岡宿に実在し、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を一世一代の“金貸し”事業で救った住人たちの歴史秘話を映画化。町の存続のために私財を投げ打ち、藩に大金を貸し付け、毎年の利子を全住民に配って地域を立て直すという、百姓が搾取される側から搾取する側に回る逆転の発想から生まれた計画に奔走した人々の姿をユーモアたっぷりに描く。子孫には“先祖が偉いことをしたと言ってはならない戒め”があるため、これまで広く語り継がれることのなかった感動の実話が今回の映画化で現代によみがえることとなった。

 造り酒屋を営むかたわら、町の行く末に心を痛める主人公・穀田屋十三郎(こくたや・じゅうざぶろう)を演じる阿部。時代劇で主演するのは初めての阿部は、「馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)そういのが全く無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした」と作品の印象を明かすと、「自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が生まれるといいなぁと思います!!」とやる気満々。

 一方の中村監督は「実話です。原作者の磯田さんは記録となった古文書を読んで泣いたといいます。僕も泣きました。町を救うために破産するほど私財を投げ打ち、遺言は『人に話すな』。こんな人がいた、ということを伝えねばならない」と決意。「自分でも恥ずかしいほど一途な思い」で脚本を書き、「ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていた」という阿部、瑛太、妻夫木のキャスティングに満足げな様子を見せた。

 町一番の知恵者で茶師の菅原屋篤平治(すがわらや・とくへいじ)にふんする瑛太は「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを出来ることはとても幸せ」と出演を喜び、十三郎の弟・浅野屋甚内(あさのや・じんない)役の妻夫木は「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけていただけて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません」と撮影を目前に興奮している。(編集部・小松芙未)


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