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福士蒼汰主演で「曇天に笑う」実写化!『踊る』本広監督と初タッグ

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鉄扇を武器に戦う!
鉄扇を武器に戦う! - (C) 唐々煙/マッグガーデン

 唐々煙による人気コミックシリーズを実写化する映画『曇天に笑う』で、福士蒼汰が主演を務めることが明らかになった。明治時代が舞台の本作で福士は、時代劇映画初主演となる。脚本は、テレビアニメシリーズも手掛けた高橋悠也。さらに『踊る大捜査線』シリーズなどの本広克行監督がメガホンを取り、福士と初タッグを組む。原作を読んだ福士は登場キャラクターの個性を魅力に挙げ、「どのキャラクターにも過去があり、読者それぞれ好きなキャラクターができる作品なので、実写するにあたっても、原作のキャラクター達の魅力を取り入れられたらと思います」と語る。撮影は6月18日にクランクインしており、来春完成、2017年に公開を予定している。

【写真】福士蒼汰のうるわしき天火ビジュアル

 2011年に連載を開始した原作コミックは、シリーズ累計発行部数120万部を誇る人気作。2014年にテレビアニメ化、その翌年には舞台化され、この度、満を持しての実写映画化となる。物語の舞台は、明治維新後の滋賀県・大津。300年に1度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つ大蛇(オロチ)の復活の年、曇神社を継ぐ曇家(くもうけ)の長男・天火、次男の空丸、三男の宙太郎の曇天三兄弟(どんてんさんきょうだい)と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(ヤマイヌ)は、それぞれの方法で大蛇の力を再び封印し、日本に平和をもたらそうとしていた。しかし、その力を手に入れて明治政府の転覆をねらう忍者集団・風魔一族がいた。曇天三兄弟、犲、風魔一族の三つ巴の戦いが始まる。

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 主演を務める福士は、2011年に俳優デビュー。同年、特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」の主役に抜てきされ、瞬く間にスターダムにのし上がった。漫画原作の映画としては、『好きっていいなよ。』『ストロボ・エッジ』といった青春ロマンスから、サバイバルサスペンス『神さまの言うとおり』まで、出演経験がある。クランクインを迎えたばかりの撮影現場で福士は、まだ探り探り演じている段階だというが、「比較的自由にやらせていただいていて、自分が『天火ってこういう動きするのかな』とトライしてみると、監督も『いいね』といってくださって、やりがいのある現場だと思います」と紹介する。

 演じるのは、三兄弟の長男という役どころ。「天火という役は、すごく頼りがいがある“ザ・兄貴”という男なので、自分もそういう存在になれるように、お兄ちゃんとして頑張りたいと思います」と熱を込める福士。次男、三男のキャストは未発表だが、現場では兄貴分としての意識を持って取り組んでいるようだ。また、本作はド派手なアクションも満載に描かれる。福士は「今回特に感じていることは、ただアクションをするのではなく、アクションの細かい所作の中で天火のキャラクターを見せていきたいと思っています」と語り、同作らしい強く美しい動きにこだわりつつ、キャラクター性を大切にしていきたいとしている。

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 『踊る』シリーズや、「世にも奇妙な物語」といった実写作のほか、アニメ「PSYCHO-PASS」シリーズも手掛けた本広監督は、「昨今、マンガ原作の実写映画化が相次ぐ中、なぜこの作品のメガホンが私に託されたのか改めて深く考えてみますと、これまで私が関わってきたヒット作品はほとんど全て『オトコたちの物語』であったことに気がつきました。ならば映画『曇天に笑う』は、自分の関わった作品を全て超える勢いでつくっていきたいと思ってます! 打倒『踊る大捜査線』! 打倒『PSYCHO-PASS サイコパス』!」と意気込みを見せている。(編集部・小山美咲)

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